魔族との戦闘(一方的)
「はぁ…帝か…今考えたらすっげえめんどくせぇだろ…」
総帝との話が終わり、そのあと白銀の剣に戻りまたアイスをたべていた
「あっ…部屋借りないとな…」
《おい!海牙!!》
「うるせっ!なんだ!?」
《すっすまん…コールディだ!》
「念話かっ!?頼むから声量を下げろ!」
《それはともかく帝集会があるんだ!白銀の剣に》
「今いる」
《分かった!すぐ迎えにいく!!》
「うるせぇ…」
~五分後~
「海牙!迎えに来たぞ!」
「…ああ」
「ではいくぞ!」
《シュン》
~帝集会場~
《シュン》
(やべぇ…慣れた。対応能力が高いな…自分で言うのもなんだけど)
「よし来たな。では、総帝様」
「はい。これより、帝集会を始めます。まず、新しく帝になった御方がいますので各自己紹介をしてください」
「まぁ…俺は知ってるからいいな!」
「じゃあ…私…ですね。私は水帝ですよろしくお願いします」
「俺は雷帝だ」
「俺は土帝。よろしくなー」
「………闇帝…」
「私は光帝っ!よろしく!」
「以上ですね。では、海牙さんの得意属性は銀属性なので銀帝で良いですね?」
「ああ。」
「良かったです。ではこれを…」
総帝から渡されたのは鈍く光る銀色のローブ、高級感が漂っていた
「へぇ…格好いいな」
「気に入って貰って良かったです!では、各報告があれば…」
「…最近魔族が騒がしい。」
「どうゆうことだ?」
「…闇縄に非常に魔力の高い二匹の魔族が今さっきヒットした。場所は…」
《ドォォン!!》
「ここだ」
「早く言えよ!!」
「みな、戦闘体勢をとってください!」
帝達が外に出てみると5メートル程の赤い体をした鬼が棍棒を振り回していた
「ガッハッハッ!!死ね死ね死ねぇ!!」
「はー…[黒腕]帝共、さっさと他の魔族を殺してこい」
「えっ?鬼ですよ!?」
「さっさと行けよ」
「なんだぁ…?そのひ弱そうなのが相手か…?我は総帝を殺しに来たんだがなぁ!!」
「黙れ汚ねぇ喋んな」
《ドゴォ!》
地面をえぐり、鬼に急接近し、黒腕で顔を殴り付けた
「ぐはっ!!」
そのまま倒れ、白銀の剣が崩壊した
「まだ死んでないな。よし、ためしてやる」
そう言い右手に闇属性の魔力を込め始めた
「ダークネスエンド!!」
すると7メートル程の大きなエネルギー体ができ、それが鬼にぶち当たった
「ぐわぁぁぁ…ぁあ…」
ダークネスエンドが鬼に当たると鬼の体が段々消え始めた
「究極魔法を…無詠唱…だと?」
「…俺無理」
「おいおい、なにしてんだよ。さっさと…ごはっ!」
海牙が喋っていると右斜め上から何かが飛んでき、それが海牙に直撃した。
「フフフ…我は七棟魔が一棟、ドーランだ。」
海牙を吹っ飛ばしたのは全身黒色の男だった
「腐った人間の長共…死にさらせぇ!!」
そう叫び魔力を両手に込め始めたすると小さな太陽の様になった
[灼熱地獄]
それを地面に向けてうった。それが地面に当たった瞬間辺りが真っ赤になった
「ハァ…どうだ…」
「まぁ…死ね」
魔力を使いきったのか疲れたドーランの直ぐ横に黒腕状態の海牙がおり、今まさに殴りかかっていた
「ブゴハッ!」
そしてドーランの顔面が弾けとんだ
「ふー…終わったか?」
「海牙さん!大丈夫ですか!?」
「大丈夫だから落ち着け」
「すみません…本当に強いんですね…七棟魔の一人を一撃なんて…」
「………」
「海牙さん…?」
(そういえば…魔族は魔王が束ねてるんじゃ…?不可侵条約はどうした…?まあいいや。)
「とりあえず家…よし、作るか…」
「海牙さん大丈夫ですか…?」
「大丈夫って言ってんだろ。じゃもういくわ」
「えっ!?会議…行っちゃいましたか…」
「総帝様!?お怪我は!?」
「大丈夫です。それより…ギルドどうしましょう…」
「今業者に頼んだから大丈夫よ」
「…そうですか。では…今日はこれで解散です」
………
………
「よーし、家完成!これで生活出来るな。後は…魔法か…生きるためには魔法を覚えないとな…」
森の中に家を創った?後、海牙はどうゆうふうに魔法を覚えるか考えていた
「学校…行くしかないかな…?」
その時
〈あのっ…海牙さん?聞こえてますか?〉
〈おっ?アミルか?〉
〈はい!覚えててくれたんですね!〉
〈そりゃな…で、用は?〉
〈お父様が話があるらしいので来てくれませんか?〉
〈あぁ…いいぞ。何時だ?〉
〈出来れば今からが良いですね…〉
〈分かった。じゃ〉
〈はい!〉
「……絶対学校行けって言われるな…まぁ…とりあえず行くか」
………………
………………
「…よう」
「お、来たな。お前学校行くだろ?つか行け」
「…ああ。」
「じゃあアミルが通ってる学校に推薦状出すから。明日からな。名前はルートムだ」
「はあ?明日?早くね?」
「早い方がいいだろ。じゃ、話終わりだから帰っていいぞ」
「チッ…じゃあな…」
………………
………………
「ふー…クソ国王が…まあ今日は寝るか。」
………………