第5話、戦いの終わり
遅くなりました。
えっと、下書きっていうかプロット無しでやってるので話が矛盾していってますね。
そのうち直していこうかな。
この話のサブタイトルを変えたいので、良い案有りませんか?
感想にでも書いてくだされば検討したいです。
中に入ると薄暗い部屋に灯りが灯った。
「誰だ!ここが王の間と知って入ってきたのか。無礼者め。衛兵よ、何をしている。早く追い出せ。」
ファルデスが叫ぶとアンデッドナイトが落ちてくる。
上を見上げると天井からアンデッド系モンスターがうじゃうじゃ湧いてくる。
「何これ。気持ち悪い。レイ、全部焼き払ってよ!!」
「わかった。危ないから下がっててね。」
弓を呼び出して引き絞る。
ヒュンッ・・・・・ドガァーン。
天井に当たった矢は爆発を起こし張り付いていたモンスターを一掃した。
「こいつらは任せてっ!」
レノは両手の拳を固めるとナイトに走り込んで連撃を加えていく。しかし次第に囲まれていく。
「レノっ!大丈夫?」
「問題なしっ。スキル発動、ダンスインパクトッ。」
ただの連撃から次第に一定のパターンに沿った動きに変わる。
レノの右から斬りかかろうとしたナイトは拳に触れた途端、瞬間的に目で終えないほどの殴打が襲った。
10秒もしないうちに周りの敵は倒しきった。
「なかなかやりおる。だがこれでどうだ。行け、我が騎士よ。」
すぐ後ろの扉が開き、誰かが入ってきた。
「ティアナ?何でここに。」
「すみません。くっ、身体がいうことを聞きません。私に気にせず倒して下さい。」
「そんな。でも仕方ない。倒すよっ。」
「待って。これはクエストだよ。きっとティアナがキーパーソンだ。今までに何かなかったかな?レノ。」
「そんなことも言ってられないみたいよ。」
向かい合ったティアナがゆっくりと腰にさした剣を引き抜く。
「まさかと思うけど、このゲーム、敵は魔法ありとかないよね。」
「さぁどうだか。これの開発者って理不尽の塊ってゲーマー達から呼ばれてるわよ。」
その言葉に反応するかのようにティアナが呪文のようなものを唱えだす。
「光の聖霊よ。我が血を捧げここに祈る。我に力を授けたまえ。」
右手の剣で左手の指先を傷つけ血を剣の柄にある魔法陣に垂らす。
剣全体が光を放ち、ティアナ自体が纏う。
「ぱっと見、身体強化かな。まだ何かありそうだけど。」
「でもレイ、ちょっとやばくない?これで遠距離魔法とかあったらいくらなんでも酷すぎるわよ。」
「いきますっ!我が肉体は光とともに。」
シュンッと前にいたティアナが消え、すぐ真後ろに現れる。僕たちはとっさに前に跳んで距離をとる。
「ははっ、楽しくなってきたよ。瞬間移動とか。」
「笑ってる場合?どうするのよ。」
「一瞬でも止まったら死ぬから気をつけてね、レノ。」
「それってどういうこ、「走れ!!」キャアア!」
レノの服の襟を掴んで全力で走る。
「敵に背中を見せるなんて。あなた方を信用したのが間違いでした。これで終わりにしましょう。光の聖霊よ、我が名において聞き届けよ。その闇を振り払いし剣を貸したまえ。」
唱えると同時にティアナの周りに光の粒子が集まり輝く剣が手の中に現れる。
「これが我が家系に受け継がれる秘術だ。すべてを焼き尽くす光の剣よ、今我が敵を薙ぎ払いたまえ。」
ティアナが上段に構えた剣を振り下ろす。
「レノ!危ないっ。」
レノを思いっきり前に投げ飛ばす。
その瞬間、今までレノがいたところに光の奔流が起きて何もかもが消滅していた。
「投げないでよっ。痛かったんだから。」
「ごめん、ごめん。でも危なかったし。」
「まぁ、ありがと。」
「う、うん。」
・・・・・。
「何をイチャイチャしているのですか。あなた方は今のこの状況を把握しているのですか。」
「レノ、立てる?」
「いけるわ。よいしょっ。」
「考えがある。ちょっと・・・・。」
レノの耳もとで囁く。
「大丈夫なの?確かにそうかもしれないけど。」
「やってみる価値はあるよ。行くよっ。」
弓を構え一つ矢を飛ばす。
「そんなもの当たりませんよ。」
ティアナは目の前に歪んだ空間を作り、矢はその中に吸い込まれる。
「あんなの有り!?」
「本当になんでも有りなんだね。」
驚きつつも僕らは立ち上がってすぐにまた走り出す。
「まだ逃げるのですか。もういいです。もうどうにでもなれです。我が浄化の光よ。迷える羊達に最後の救済を。生を斬り裂き死の救いの手を差し伸べたまえ。」
ティアナの持っている剣に光が集まっていく。
「レイっ、なんか危険そうな感じがするんだけど。」
「間に合うよ。走れ〜〜〜〜!!」
ファルデスの座る王座の後ろに駆け込む。
「いきますっ。デッドライトニング。」
「ティアナ、やめろ。私に当たる!やめろ〜。」
ファルデスが叫んだ後、辺りが見えなくなるほどの閃光と大爆発に巻き込まれた。
「レイ?大丈夫〜?レイってば。レ〜イ〜!!」
目を開くと目の前にレノの顔がある。
「うわっ!」
ゴンッ
「痛っ。もう、心配したんだから。死に戻りしなかったから大丈夫だとは思ってたんだけど。」
「いや〜、その、ごめんね?」
「本当なんだから。」
「それでどうなったの?」
「いや、それがね・・・。あれ・・・。」
レノが床に倒れているティアナを指差す。
「何があったの?」
「私もさっき起きたからわからないけど、あのファルデスとかいう王様は王座ごと消滅したみたいね。」
「なら、操られてたティアナは元に戻ってるのかな?」
「起こしてみましょう。」
倒れているティアナに近づいて声を掛ける。
すると目を覚まして起き上がった。
「あれ?私は操られてて、えっと・・・?」
「あの、大丈夫ですか?怪我とか。」
「見たところなさそうだけど一応ね。」
「えぇ。大丈夫です。レイさん、レノさん、何があったのですか?」
矛盾、誤字、脱字、
バンバン受け付けます。
よろしくお願いします(・ω・)ノ
また、次は全くできてないので、遅くなると思います。
流れはできてるんですけどね。
やっぱ、難しいっ!