転生チートとゲーム等のチートの違いを100字以内で述べよ
不定期更新です。そしてゲームの開始は少々お待ちを。
最近よく耳にする言葉がある。
「チート」
明確な定義は知らないが概要だけなら知っている人も多いんじゃないかな。
ちなみに僕もそんな一人である。
さて、先日のFPS系の世界大会で「チーター」が現れた。
当然、現在最もホットな話題である。
大会後にオリンピック選手のドーピングが発覚したようなものである。
主催者側の不手際、システムの脆弱性、新型のチート用ツールなど話題には事欠かない。
まぁ、何でもいいんだけど、僕が言いたいのはこの「チーター」と転生主人公達の持つ「転生チート」に大して違いは無いということだ。
まぁ確かにゲームの「チート」は意図的に利用しているが、「転生チート」はそうではないと主張する人が居るかもしれない。でもこう考えたらどうだろう。「転生チート」は運よく、原理が曖昧なまま、ズルと分かっていて利用している、と。まぁそうじゃない小説の主人公もいるかもしれないけどね。
まぁとにかく、僕が言いたいのは結局どっちも大して変わらないよねっていう話だ。
だからこそ無料動画アップロードサイトに投稿される「チートの動画」は、このサイトに投稿されている「異世界転生チートを持った主人公の小説」と同じぐらいの需要があるんじゃないかと考察するわけだ。
話を戻して、世界大会でチートが使用されたという話だ。冒頭でも言った通りに最近はチートが横行している。ゲームの世界しかり、現実しかり、だ。
現実で何が起こっているか、具体的な例を一つ挙げよう。
先日太平洋のとあるエリアが消滅した。
何言ってるか分からないだって?文字通りのことが起こったんだ。そのエリアには謎の観測できない空間があり「何もない」という結果が観測できるのだ。つまり、消滅した。
海流はその地点には島でもあるかのように避けて流れている。
しかし、「穴」は非常に深く、大きく海流の流れが変わり世界中で異常気象が観測されている。
この「穴」を開けた犯人はすでに分かっており、自らを「転生者」と名乗り同時に「魔王」と名乗ったのだ。その一月後には「勇者」と名乗る少年に殺されていたが。
ちなみに、「魔王」は世界中で指名手配されていたので殺害しても特に問題はなかったようだ。
ちなみに「勇者」はイケメンなアメリカ系の人物で、向こうのハイスクールでハーレムを築いているとかいないとか。
そんな「勇者」なのだが、その身体能力はオリンピック選手などとは比較にならない。
正に、世界に突如として現れた「チーター」である。
そして、一度「チーター」が現れれば運営が対処しない限り増え続けるのが「チーター」である。現在確認されている中で「転生者」と思われる人物は34人。各国の監視下に置かれているのは僅か7人である。
そして、世界にはその三倍以上の「転生者」がいるという予測が出ていいる。
そして、たとえ「チーター」が現れようと一般プレイヤーはチーターに遭遇しないことを祈りつつゲームを楽しむのみである。それもまた、「転生者」に比べて脆弱な人類がとれる消極的な対応そのものであった。
さて、こんな前置きをしておいて僕が「チーター」、つまりは「転生者」なのかは言うまでもないだろう。
答えは――――
ボックス周回しましょう