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6話.相棒



いつも読んでいただき、ありがとうございます。

こんな勝手気ままな作者の駄文でも楽しいとコメントをくださる方がいらっしゃり、とても励みになっております。気のままに小説を書く私は、皆様の投票、評価、メッセージによって志気を上げております。嬉しさのあまり更新の回数アップにも繋がりますので、ポチっとランキングを押したり、コメントを送って下さると幸いです。

う゛〜・・・

お尻、痛い・・・



私は今戦ってる。

何とかって?

お尻よ、お・し・り!

今朝、村を出て早3時間。

私たちは次の村とちょうど中間地点に位置する森(いや、城の森ほどじゃないし、どっちかと言うと林に近いんだろうけど、やっぱり森?なところ)をそれぞれの馬に乗って走っている。

トコトコとゆっくり移動する感じで全然激しい揺れはないんだけど、でもね。

いくら乗りなれているシルヴァンの上だからって、こんなデコボコ道ばかり3時間も走っているとそろそろお尻も痛くなってくるのよ。


「おい、少し休憩するぞ。」


前を走っていたアレックスがそう声をかけてくる。

神様、仏様、アレックス様〜

あのいっつも偉そうで強情で心配性なアレックスが天の使いのように思えるわ!


しばらくキョロキョロと休めそうな所を探していると、すぐにちょうど良い場所を見つけることができた。

傍らには湧き水の溜まった泉もあるから馬たちも水が飲めるし、休憩には最適だ。


やっとお尻の痛みから解放されるという喜びで胸を躍らせながら、いそいそと馬を下りる。

「シルヴァン、ありがとう」

もちろん彼を労うことも忘れずに。


あ、今さらっと言ったけど

シルヴァンって男の子なのよ。

そしてアレックスの馬は女の子。

名前はセリーン。

茶色の毛並みの人懐っこい馬で、とーっても可愛いのよ。

一度アレックスにセリーンのことを尋ねたら「こいつはすっごく賢いんだ。」と少し誇らしげに言っていた。

セリーンに話しかける時なんかも「よう、相棒」なんて感じだから、すごく大事にしていることがわかる。

私とシルヴァンの間のものと同じような絆を見つけて、なんだか胸が温かくなった。




ここのところ連日更新させていただきましたが、これからは週一を目標に更新させていただきます。

なにとぞご理解のほどをよろしくお願いいたします。

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