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204話

俺は鞘から刀を抜き、そのまま先頭にいる鹿のモンスター……モンスターディアーに向かって斬撃を放つ。

「心証流奥剣ー刹那」

「ギィヤァァァァァ!」

俺の三連撃は見事にモンスターディアーの頭、首、胴に決まった。

「やあああ!」

すると、後ろから槍を持った桃華がやって来て、そのままモンスターディアーの相手をする。

「こいつは任せた!」

俺はそう言って、残りのモンスターに向かって行く。

あとは熊、蛇、犀のモンスター……モンスターベアー、モンスタースネーク、モンスターライノセラス。

向かって来るそれらを倒すために、俺は刀を振るう。

「はあああああ!」

しかし、俺の刀を避けていくモンスター達。

くっ、仕方ない。

俺は更に鞘から刀を抜き、二刀流となる。

モンスター達は俺を獲物と見たのか、俺を取り囲む。

「グアァァァ!」

先ずはモンスターベアーが俺に向かって腕を叩きつけてくる。

俺はそれを刀で防ぐが……

「ぐうっ!」

圧倒的な腕力によって、俺は吹き飛ばされてしまった。

「難波!」

「難波君!」

理事長や先生の声が聞こえる。

「難波君、前!」

そこで、石原さんが俺にそう言ってきた。

俺は前を見ると、そこには突進してくるモンスターライノセラスがいた。

俺はそれを横に飛んで避ける。

しかし、避けた先にはモンスタースネークがいた。

俺に向かって大きく口を開けるモンスタースネーク。

「難波君、モンスタースネークには毒があるから噛まれないようにして!」

俺はそれを聞き、刀でモンスタースネークの牙に攻撃するが、全く効かない。

俺は刀と牙がぶつかった衝撃を利用して、モンスタースネークの後ろに飛ぶ。

「難波君、後ろ!」

石原さんから教えられ、俺はすぐにその場から走り出す。

すると、俺が先程までいた場所にモンスターベアーが攻撃をしてきていた。

「今度は横!」

俺は方向転換する。

すると、俺の横をモンスターライノセラスが通り過ぎる。

くそっ!

このままじゃ、攻撃が出来ねえ!

俺は一旦モンスター達から距離を取る。

向こうも俺の出方を伺っているのか、3体で固まっていた。

本当に厄介だな……こうなったら……

俺は呪文を唱え始める。


「我、手にするは魔王の力」


「闇を纏い、光を飲み込む」


「我が魂、その力を使い」


「暗く深い闇の深淵へと葬り去る」


「サタン・ソウル・ドライブ!」


呪文を唱え終えると、俺の体を闇が覆う。

そして闇が晴れると、俺は黒い光に包まれ、黒いマントを羽織った状態だった。

刀も黒く染まっている。

「あれは!?」

「神藤君と対戦した時の!?」

「いや、あの時は金色だった!だが今は……」

そんな声が聞こえる。

だが、今はそれに構っている暇はない。

俺の姿が変わった事に対して何か感じたのか、モンスター達がこちらに向かって来た。

先ずはモンスターライノセラスが突進してくる。

「難波君!避けて!」

石原さんがそう叫ぶ。

だが……

「その必要はねえ」

俺はそのまま刀でモンスターライノセラスの突進を正面から受け止める。

「え!?」

「嘘だろ!?」

俺が突進を受け止めた事に驚く声がする。

「今度は横から!」

すると、俺の横に回り込んでいたモンスターベアーが腕で俺を薙ぎ払おうとする。

だが……

ガキイィィィン!

俺はもう片方の刀でそれを受け止める。

流石は魔王化だ、防御力は半端じゃねえ。

俺はモンスタースネークが接近しているのを確認し、上に飛んだ。

そしてそのままモンスタースネークに向かって刀の切先を向け、そのまま落下する。

「キシャアアアアア!」

俺の攻撃は見事にモンスタースネークの頭に命中する。

だが、まだ終わらない。

俺は右手に持った刀の切先を、モンスタースネークの目に向ける。

そしてそのまま突き刺した。

「キシャアアアアアァァァァァ!」

「心証流秘剣ー雫・双剣」

すると、モンスタースネークは倒れてそのまま消えてしまった。

どうやら倒したようだ。

「難波君、後ろ!」

「グアアアアア!」

再びモンスターベアーが俺に向かって来る。

俺は振り返り、その腕に向かって刀を振るう。

そして俺の刀は弾かれた。

だが、それでいい。

そのまま俺は衝撃を利用して回転。

遠心力を乗せた一撃をモンスターベアーに向かって放つ。

先ずは右手に持った刀での一撃目。

「グガアアア!」

そして左手に持った刀での二撃目を繰り出した。

「グガガガアアア!」

「心証流秘剣ー円・双剣」

すると、モンスターベアーも消滅した。

残るはモンスターライノセラス。

俺がモンスターライノセラスを睨むと、若干怯んだようだ。

しかし、すぐに俺に向かって突進してくる。

俺はゆらゆらと揺れながら、モンスターライノセラスに向かって歩き出す。

そして、モンスターライノセラスと衝突するかと思われた瞬間。

モンスターライノセラスは俺の横を通り、俺と衝突する事はなかった。

俺はそのままライノセラスの体を斬りつける。

「グオオオオオ!」

「心証流秘剣ー朧・双剣」

だが、まだそれではモンスターライノセラスは消滅しなかった。

そのまま俺の横を通り過ぎると、再び方向転換をしてこちらに向かって来た。

俺は体を半身にして、左腕を後ろに引く。

そして、モンスターライノセラスと俺が衝突しようかという瞬間。

俺は一気に左腕を突き出した。

すると、俺の一撃はモンスターライノセラスの顔に突き刺さる。

「グガオオオオオ!」

しかし、それだけでは終わらない。

左腕を突き出した事により、今度は右腕が後ろに引かれていた。

今度はその右腕を突き出す。

すると、その攻撃はまたしてもモンスターライノセラスの顔に突き刺さる。

「グアオオオオオ!」

「心証流秘剣ー楔・双剣」

すると、遂にモンスターライノセラスも消滅したのだった。

あとは……

俺は桃華の方を見る。

すると、桃華がモンスターディアーを槍で突き刺したところだった。

そしてそのままモンスターディアーは消滅する。

流石は四神の神月だ。

俺はそのまま魔王化を解き、ソウル・ウェポンを消して桃華の元に近づいて行ったのだった。

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