第2章2-1 酔いつぶれた二人
今回は書く時間があまりなかったので、
いつもよりかなり短いです。
すいません・・・
「「頭痛ぇ・・」」
レインとシオンは横たわっている。
昨日の夜、4人は酒場で祝賀会をした。
そのとき、シオンの仕掛けた酒の強さの勝負にレインは乗った。
レインとシオンは怒涛の勢いでエールを飲んだ。
勝負の行方は・・・レインとシオンが18杯目のエールを飲み干した時、
二人は同時に床に突っ伏した。
要するに、二人の勝負は引き分けである。
クレアとアンネローゼだけでは倒れた二人を家に運ぶことが出来なかったので、
酒場にいた人に手伝ってもらった。
レインとシオンの二人は二日酔いでダウンしていた。
相当の量のエールを飲んだので、今日一日は動けそうにない。
「二人とも、昨日のことを反省して寝ていてくださいね」
アンネローゼが強めの口調で言った。
昨日、飲み過ぎるなと注意したのに聞かなかったレインとシオンに対して
クレアとアンネローゼは怒っているのである。
「「ああ、うん・・・」」
レインとシオンの二人は曖昧な返事をした。
二人は今、頭痛のピークにある。
きちんとした返事をする気力もない。
「私たちは買い物に行ってくるので大人しく寝ていてくださいね」
そう言って、クレアとアンネローゼは出かけた。
―――よし、今度からはエールは十杯までにしよう
レインとシオンは心の中で誓った。
誓ったとはいえ、十杯でも十分に多いだろう。
そして、レインとシオンの二人は眠りについた。




