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おとぎ話をモチーフにしたショートショート集

神秘の泉で目覚めた存在 ~木こりはその時、何を見たか~

作者: 茜子

 泉の女神は昼寝をしていました。とても気持ちよく眠っていたけれど、突然何かが当たって目を覚しました。


「ん?なんだか外が騒がしいわね…何が起きたのかしら?」


 女神は泉の中から顔を出して、周りを見渡しました。


 すると、泉のそばに一人の木こりがいました。彼は泉を見つめながら、うなだれて何かをつぶやいています。悲しそうな様子に、女神は不思議に思いました。

 木こりは女神の姿を見て、びっくり仰天して女神の顔をじっと見つめました。


 さては、私の美しい顔に見ほれてるのね。女神はやさしく木こりに声をかけました。


「どうしたの?そんなに悲しそうにして…何かあったの?」


 女神が優しい声で話しかけると、


「ひゃああああっ!ごめんなさい!許してください!」


木こりはそう叫ぶと、女神を振り返ることなく、全力で逃げ出してしまいました。


「えっ?ちょっと、待ちなさいよ!」


 泉の女神は訳が分からず少し当惑しました。


 何がそんなに怖かったのかしら…そう考えていると、女神のひたいに何かがたれてきました。指で触ってみると、それは血でした。


 泉の女神はその時、頭に斧が突き刺さっていることに気がつきました。



この話が面白かったら、第二弾も、ぜひお読みください。

https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/2578349/

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