表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶喪失の少女は世界を旅する  作者: Yシン
序章
3/15

2話(1)

朝日が上り朝になった。

うーんと背伸びをしてみる。


木の上で寝るのは失敗だったかもしれない。

今すごく腰が痛い。

ベットで寝たい。

あのくそ男達が乗っていた馬車の行き先に町があることはほぼ確実だ。

なぜかって荷台の中が商人らしかったからだ。

しっかりと確認していた俺を褒めて欲しい。

褒めてくれる人は誰もいない。

せめて誰か一人ぐらいは欲しいよな。

何をするにしても仲間は大事だ。

寂しさが紛れるし、楽しい。

だけど男はちょっとな。

馬車でのことがあるからね。

なら女を仲間に入れればいいだ。

よーし

町に着いたら仲間探しだ。



やっと町がみえてきた。

ここまでくるのに丸一日かかった。

あのツノウサギやクソでかいカエルがいて逃げ回るのが

大変だった。

でもこれで町に入れる。

少しよろけながら町の門に近づく。

門が閉じてゆく。

あと少しだけまって〜

無情にも門は閉じてしまい。


唖然として固まっていると門番の人に話しかけられた。

「お嬢ちゃんすまないが明日の朝の鐘が鳴るまでまってくれ。」

「どうしてもですか」

「こっちも規則なんでね。」

門番の人に話しかけたら、通してもらえるかもと淡い期待を持ったが無理そうだ。

今夜も野宿かと少しいやな気分になった。

仕方がないので壁にもたれて寝ることにした。

幸いにも周りにはあのよくわからない生物はいないらしい。

少女はゆっくり目を閉じて眠りについた。



なんだろうここは前にも見たような

頭が少しズキズキする。

少し歩いてみよう。

あそこに人がいる。

話しかけようとするが声が出ない。

あちらも俺に気づいていないみたいだ。

まるで劇の中に放り込まれた感覚だ。

閲覧いただきありがとうございます。


ブックマークや高評価をつけていただけると励みになります。

また忌憚のない感想や評価をお願いします。

加えて誤字やここをこうしたらいいじゃないかというような意見もお待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ