エル視点(1)
これを入れて2〜3話ぐらいはエル視点になります。
試験後の展開に悩んでいるので間伸ばし的な感じになりますがお許しください。
体に数年ぶりの日差しを浴びながら歩いている。
こんな引きこもりの私がなぜ外に出ているかと言うとお金が尽きてしまったからだ。
早急にお金を稼がないと一週間も持たないだろう。
ずっと引きこもって魔法の研究だけして行きたかった。
そんな引きこもりの私がそんなにすぐ仕事を見つけれるわけもなく、最終的に冒険者ギルドまで来てしまった。
冒険者にはなりたくはない。
なぜかと言われると命の危険があるとても危ない仕事だからだ。
それに...
暗いことは考えるのはやめよう考えて意味がない。
どうせ稼がないと生きていけないのだ。
冒険者が無理なら体を売るしかない。
それは流石に嫌だし、まだ若いのだ。
とは言っても冒険者になってもしばらくは大丈夫だと思う。
だらだら何年もひこもってたわけではない魔法の研究をしていたのだ。
使える魔法の数だけは自信がある。
最も実戦で使った経験はゼロなんだが。
ギルドにつき受付に行った。
前に自分と同じぐらいの年齢だと思わしき少女がいたので少し安心した。
よかった自分ぐらいの年齢の女冒険者もいるのだと言うことが。
考えていると自分の番になった。
「あああの〜冒険者登録できるでしょうか?」
「はい。可能ですよ。」
引きこもり生活で落ちているコミュニュケーション能力をフル活用し、挙動不審になりながらだがなんとか会話できた。
会話だけで今日の気力を全て使った気がする。
一応どういう説明を受けたかまとめると依頼を受けて完了したら報告して報酬をもらう流れだ。
とりあえず一つ受けてみることにする。
クエストボードを見に行くとそこにランクアップの試験の案内があった。
試験は悩んだが受けることにした。
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