1話(1)
新作です。
前の作品はほっぽり出しました。
なので完結まで書くかは分かりません。
ラノベの書き出しは昔なら女の子が空から降ってきた。
今ならトラックに轢かれてたり、通り魔に刺されたて転生などがメジャーだろう。
だが現実はそんなに甘い話はないと思う。
なぜそう思うかって現に俺がものすごいピンチだからだ。
俺は気づいたたら森の中にいた。
正直こんな場所に身に覚えがない。
身に覚えがないのもそのはず記憶が全くと言っていいほどない。
確かなのは俺はこんななりをしてなかった。
今どんな姿をしてるかって一言で表すと育ち盛りの少女だ。
顔は鏡がないからわからないがスタイルはいい方だと思いたい。
そんなことはどうでもいい。
今俺が森の中にいることの方が100倍重要だ。
ここがどんなところかもわからない。
なので町や村、最悪道でもいいから見つけないとサバイバル能力がないであろう俺は一週間程度で死んでしまう。
ガサガサ
なにかいる
でも草むらの中から聞こえるからそれほど大きい生物ではなさそうだ。
音の聞こえた草むらを遠目で見てみるとなんとなくシルエットが浮かんできた。
長めの耳に強靭な脚そして角
これはうさぎだ。
ん?
うさぎにツノなんて生えてたか?
「まさかそんなわけ」
思わず声が出てしまった。
あ、やばいかも
明らかにあのツノの生えたうさぎがこっちにきてる。
視界内に入ってきたうさぎは殺気が溢れ出ている。
俺を獲物として見てる。
うさぎは草食だよね
こいつはなんで殺そうとしてきてるだよ。
「あ」
声が漏れてしまった。
こいつが俺の喉元めがけて飛んできたから。
俺は死ぬのかラノベの1話にもならないような一瞬で
ツノがちかずいてくる
諦めて目を閉じる。
カキッ
痛みがしばらく待ってもこないので目をゆっくり開けてみる。
俺は腰につけていたナイフを持っていた
もしかして俺がこの瞬間で防いだのか。
これならいけるかも
ツノウサギを倒せるかも
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