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友達以上恋人未満

『おはようございます、魔王様。本日もよいお日柄で』

 四天王達の一方的な挨拶とカーテンを引く音が耳に心地よい。

「ふあぁ……」

 よほど大きく口を開けてしまったのか、ベッド脇の四天王達がくすりと笑う。

「おはよう、皆んな。毎朝ご苦労様だな」

『どういたしまして、四天王として当然の義務ですから』

 寝ぼけ眼をこすって会釈を交わす。

 枕元の時計を確認すると六時ちょうど。毎朝の定刻だった。

「正確無比だな、ヘルフレイムもハーデスもマリアもガイアも」

 呼び捨てで呼ぶのは当然で、灼熱のヘルフレイムと不死のハーデスと氷極のマリアと岩石のガイアの四人は俺の幼馴染でもあり、四天王でもある。

『呼び捨てはおやめください。私達は四天王になり、貴方はもう魔王になられたのでしたから』

「でも、俺にとっては皆んないつまでも友達だよ」

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