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ブルーアッシュの髪の毛ギャル冬子は、滅茶苦茶頭のキレる女の子でした。
へとへとになってからの帰宅後は。
俺は勉強をしなきゃいけなくなった。
今度はトウコに、しごかれた。
驚いたのは、トウコのやつが滅茶苦茶頭が良かったことだ。参考書は難しいやつ使ってるし。
ふつー、あんまりレベルの高くない女子校であれば、そんなテキスト使う筈ないのに。
トウコに尋ねたら、
「本屋で買ったの」と涼しい顔。
「ちょっと待て。お前、まさか、
すげー頭キレる?」
「大したことない」と
謙遜したけど、
部屋にアイリ達がいて、
俺らの横でお菓子を食べながらだべっていたんだけど、ナツが口を挟んだ。
「あのねー、私、トウコと同じ中学だったけどさ。トウコのやつ、学年トップだったよ。
495点とか平気で取っちゃうのー!」
「え、なんで、そんな奴が、
アイリと一緒の高校なんだ?」
「家から遠い、進学校に行くよりー、
目と鼻の先の女子校に行って、特待生でいた方がいいかなって」
「あ、そ....」
凄すぎて。
俺は一瞬、藤島とユーコの顔を思い浮かべてしまっが、多分、てか、ぜってー、
あいつらより、トウコの方が頭いいよな、
と思ったのだった。
一度でいいから表紙入りしてみたい...




