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恋と恋愛  作者: peach-pit
2/2

恋2

「誰だ?」


瀬那せなが私の前に立つ。


「俺は新井拓人あらいたくと。今日から○×学園の生徒」


「引っ越し?」


「うん」


どうりで見たことないはずだ・・・。


私は納得。


瀬那せなは・・・。


・・・・・キレてる。


顔がいかついよ・・・。


瀬那せな。何キレてんの?」


瀬那せなが振り向く。


「は?キレてねーよ」


「キレてんじゃん・・・」


私はおもわずため息。


美久みく


私は新井あらい君に呼ばれ、新井あらい君を見る。


「ん?何?」


「アド教えて?」


「は?お前調子乗んなよ」


瀬那せな新井あらい君の胸ぐらを掴む。


瀬那せなはケンカしがちだからヤバいかも!!


私は立ち上がった。


「やーめーて!」


私は二人の間に入り、瀬那せなの手を離した。


新井あらい君!」


「ん?」


「・・・いいよ!アド」


新井あらい君の表情が明るくなる。


美久みく・・・本気か?」


「うん」


瀬那せなは一瞬寂しそうな顔をし、俯いた。


・・・瀬那せな


美久みく携帯かして」


「え?あ・・・うん!」


私は新井あらい君に携帯を渡した。


新井あらい君は自分の携帯を取り出し、私の携帯と赤外線通信している。


美久みく・・・」


俯いていた瀬那せなが顔をあげた。


「俺先行くゎ」


「え?!ちょっ・・・」


瀬那せなは私の言葉を聞かずに行ってしまった。


瀬那せな・・・さっきから様子変・・・。


具合悪いのかな・・・?


美久みく終わったよ」


新井あらい君は私に携帯を差し出す。


「うん」


私は携帯を受け取りかばんにしまう。


「あれ?アイツどこ行ったの?」


「ん?瀬那せなのこと?なんか先行っちゃった・・・」


「心配?」


「え?どして?」


「ん・・・。心配そうな顔してるから」


「そりゃぁ小さい頃からの長い付き合いだから・・・」


そう。


瀬那せなとは幼稚園の頃からずっと一緒だった。


なのに初めて瀬那せなが先に行った。


どうしちゃったんだろ・・・。


美久みく行こう」


「あ。うん」


私達はならんで歩き始めた。

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