天災 開戦前の小細工
作者:「はいっ今回は調子に乗ったゲーテを半壊させます」
アル:「一話で半壊とか脆すぎだろ」
作者:「二話で制圧するから、アルベリクの帝国建国はここから始まる」
アル:「ということでこれから徐々に話が進んでいくそうです」
領主への挨拶を終えたアルベリクはゲーテの勢力圏の上空を二匹の猫と飛んでいた。
「レフト、センターこの辺一帯に疫病とか呪いとかばら蒔いてくれ」
「眠いからパッと終わらせてベッドに帰りたいにゃん」
レフトは降下していく
「しょーがないなー、このセンター様がやって来てやるよ」
センターも降下していく
「さてと俺はゲーテに向かいますか」
アルベリクはゲーテに向かって高速で飛行する。
怨刀の能力で負のオーラを撒き散らしながら
移動すること十数分
ゲーテの中枢
以前アルベリクが領主と契約した屋敷の上空についた
アルベリクは町全体に満遍なく黒い負のオーラを漂わせる
「これでゲーテの指揮はがた落ちだ。後は外堀を埋めないとな」
アルベリクはまたまた負のオーラを撒き散らしながら飛行する
レン:「とんだ公害だね」
アルベリクは次々に町に負のオーラや疫病や呪いと言った物を撒き散らし、井戸に毒を入れ、作物を燃やし、畑を荒らし、農場の柵を破壊した
時には町そのものに火を放つことも
作者:「開戦前に攻め込んじゃってるよ」
そうしてゲーテの勢力を削りつつお馴染みとなった精神干渉で反乱の意思を強化する
「さてと後は周りの国々が頑張って、俺が首を取ってアピールするだけだ」
アルベリクはついでと言わんばかりに火を放ち、燃えカスの中に浮かぶ光球を回収する。
レン:「ここまで来ると何も言うことはないね。ただの天災だ」
作者:「正直、かなりオーバーキルじゃないかと思いますね」
「さてと後は開戦を待つだけだ」
アルベリクは普通な顔で生き残った人間を殺して喰った
「戦争って美味しいよな」
アルベリクは月のある方を見て呟くが、月はアルベリクが撒き散らした負のオーラや疫病を引き起こす原因菌や呪いを含んで黒くなった厚い雲に隠されて見えなかった