序章 其ノ二 妹紅登場
あれなんか頭がやらかいな
なんかいい匂いするし
なんだろう
???「きゃぁ!ちょっとやめろよ〜」
ん?どっかで聞いたことある声だな?
慧音じゃないしなー
物覚え悪いから全く思い出せん
でも声は真上から聞こえたな?
てことは………ここ膝か
早めに起きでやるか
???「よぉ!起きたか蓮綺」
目を開けたら妹紅がいた
あ〜そうか今日来るって言ってたな
妹紅「どうした?まだ眠そうだな」
蓮綺「別に寝てたわけじゃない
慧音に気絶させられたんだよ」
妹紅「へぇ何か悪いことしたのか?」
蓮綺「善人の俺がそんなことする訳無いだろ」
慧音「私の顔に落書きしたんだよ」
妹紅「蓮綺度胸あるなちなみにどんな落書き?」
蓮綺「馬鹿」
妹紅「肉じゃないところがいいね〜」
蓮綺「だろ?ところで飯ど〜なった?」
妹紅「あ〜私が食べた置いて合ったからな
あと美味しそうだったし」
慧音「蓮綺は飯抜き」
蓮綺「え、うそ…マジで?」
慧音「大真面目だ」
蓮綺「…………勘弁してください慧音先生」
慧音がどっか行った…無視かよ
せっかく敬語使ってやったのに
あれ戻ってきた
飯持ってるなんでだ?また食うのか慧音
慧音「冗談だよ、はいコレ蓮綺のご飯」
蓮綺「え、マジでありがとう慧音そう言うところ好きだぜ」
慧音「な、いきなり何言ってるんだ!?ほら早くたべろ」
怒られてしまった何か顔赤くしてブツブツいってるぞ?
大丈夫かな?あ〜怒ったから頭に血上ってるんだろ
少しくらい照れてもいいのにな〜
妹紅「………」
蓮綺「ん?どうした妹紅」
妹紅「いや別に」
なんだ?なんかコイツも機嫌悪いぞ?
俺のせいじゃないよな?
でも心当たりないしほっとくか
慧音「今日の授業でキノコ使おうと思うんだが蓮綺
魔理沙から貰ってきてくれないか?」
蓮綺「ん?魔理沙からか?まぁいいけどよ何に使うんだ?」
慧音「調理実習だな、キノコはタダで手に入るからな
頼んだ」
蓮綺「了解」
飯も終わったし早めに
魔理沙のとこ行くかなあそこの森嫌いなんだよな〜
何に出くわすかわからないからな
蓮綺「妹紅こないのか?」
妹紅「別に…」
蓮綺「………」
まだ不機嫌なのかよ
仕方ない独りで行くか
魔理沙のためにお菓子でも買ってってやるかな
せんべいでいいだろ
魔理沙ってのは『霧雨魔理沙』
って言う奴で、人間で魔法使いだ
うんでもってドロボーだな
あのテンションに合わすの
大変なんだよな〜
蓮綺「とりあえず外に行くか、せんべいも買わないとな」
俺は寺子屋をでた