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「水色桔梗」

作者: 猫SR


「桔梗」




雨に濡れたから。


溶接中に何度も感電して

心、折れた…。


工期が無いから

雨でもやらなきゃ、、。




カッパを着て

ゴム手袋に長靴履いて…、

それでもやっぱり

感電して、、、、




…近くの

自動販売機には

既に

温かいコーヒーが無くて、



…寒いわ…。





ふと目をやると隣のお寺に

水色の桔梗が咲いていて、


雨に濡れた桔梗は

とっても綺麗なんだが、、




水色桔梗は

信長を裏切った、

明智光秀の家紋だから、、




哀れな裏切り者の最後を

連想して、、、、




少し寂しい気持ちになる。






…帰りてー。






寒いし、感電してピリピリだし。


心折れたわ。(泣)

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― 新着の感想 ―
[一言] 万葉集の中で、あさがお として詠まれている花は桔梗の花です。 平安時代の辞書には桔梗は 阿利乃比布岐(ありのひふき)といわれていました「蟻の火吹き」 意味としては 蟻が桔梗の花びらをかむ…
[良い点] 憂鬱な心情と雨の情景が重なってなんとも言えない寂しさを感じます。 [一言] 思うように進まない仕事と感電は、本当に嫌なものでしょうね。 桔梗は 武士が好んだ花のようですね。 明智光…
[一言] 雨の日は何をしても辛いですよね あと 2か月で梅雨が来ますね^^;
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