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Fairy Sense

Fairy Sense 《静夜》

作者: 奈月遥

 しんしんと降る雪は、聖夜に音もなく響く鐘から揺られ散ったかのように緩やかに地面に惹かれている。ホワイトクリスマスとなった町は、粉砂糖でお化粧されたお菓子の家のようで、妖精の国に迷い込んでしまった気分にもなる。

 そこに、ふわふわとしたカーディガンと膝上丈のフレアスカートを、淡いかさねで着こなした彼女がいれば、その幻想はより一層現実を染め上げていく。

 そんな夢心地で、彼女は夜の海に浸したような自慢の髪を指で弄り、サファイアの瞳で幻想を見詰めていて、今にもふわりと飛び立ってしまいそうだ。

 それなのに、目の前でゲームセンターがネオンサインを点滅させて、混沌に混じりあった音を撒き散らしているのが、彼女には不愉快でしたかなった。

 いくら部活の仲間で慣れ親しんだ待ち合わせ場所だとは言っても、今日ばかりは期待よりも不満が勝り、バスロータリーを取り囲んだ広い歩道の反対側に移動して背中を向けている。

 果たして、それは正解だった。

 ロータリーの中心には、一月も前からリボンを巻いて、星とキャンディ、そして靴下を散らばれたモミの木が飾られている。今は粉砂糖を散らされて、甘く夢を振りまいている。 

「そこの妖精猫。待ち合わせまであと一時間もあるぞ」

 彼女の浮遊感を止めたのは、彼女の後ろから飛んできた荒っぽい声だった。

 振り返れば、自分で切った茶髪が跳ねさせ、レザージャケットとデニムパンツをカジュアルに決めて鎖の絡んだレザーブレスをアクセントにした男性が、彼女を見下ろしている。

「あら、妖精だなんて無粋な呼び方をする子には、悪戯しちゃおうかしらね」

 くすりと微笑んで彼を見上げる彼女は、柔らかな雰囲気に妖しさを秘めている。

 妖精は、妖精だとかフェアリーだとか呼ばれるのを嫌うから、『隣のいい人』とか『小さな友達』とか、そんな婉曲な表現をしなければならない。

 そうでないと、彼女達の夢の国に連れていかれて帰って来れなくなる。そこがいい夢か悪夢かは、運次第といったところだ。

「……お姫様、悪いんだが、ちゃんと会話してくれ」

「素敵な呼び方ね、陸。撫でてあげるから、いらっしゃい」

 ブレスレットの鎖を鳴らして髪を掻き揚げる明槻陸は、たまらないと言った感じで言葉を吐き出すが、彼女は自ら歩み寄って背伸びをした。

 それでも彼女の真珠みたいに滑らかな手は彼に届かないから、陸が屈まなければそのまま転んでしまうだろう。

「で、実際問題、何人かもう来てるわよ。今はゲームしてるけど」

 立ち姿を崩した陸のしっかりとした感触を返す髪を撫でながら、彼女は真面目に答える。その声は降りしきる雪のように静かで、耳に触れれば融けて染み込んできた。

 彼女の言葉を聞いて、陸は長く息を吐き出した。ほんの少しだけ白く凍った吐息は、しかしすぐに消えてしまった。

「それで、いつも通りゲーセンにいれなくなって出てきたのか。デカイ音が苦手なら、もっと遅く来いよ、お前は」

 陸に指摘され、彼女は寒さで赤みの引いた頬を心持ち膨らませる。

「だって、みんなに早く会いたいじゃないの」

 大切な人と過ごす時間は、どんなに当たり前の日常だって特別だ。それがたまの飲み会で大騒ぎを出来るとあったら尚更だ。

 それなら、バラバラに自己主張する音の氾濫だって、北国の厳しい寒波だって、大したことはない。

「それで独りで外にいるんだったら、本末転倒だろうが」

 陸は彼女の手を降ろさせて、ロータリーの柵に背を預ける。

 そして大きな手のひらを彼女の背に回し、抱き寄せる。体格に反比例しているふっくらとした彼女の胸が、重ねられたカーディガンを越えて、陸の腹にその感触を伝える。

 彼女は、紺碧に煌く瞳を見開き、ついで、ほんのりと頬を紅潮させる。

「ちょっと、飛梨に見られたらどうするの? この浮気者」

 彼女の声音が、珍しく焦りで転んでいる。

 それに気を良くしたのか、陸の余裕ある表情が彼女の瞳に映りこむ。

「うっせ、湯たんぽ。双子の姉に劣情するほど、寂しい想いなんかしてねぇよ」

 ひんやりと冷たい陸の手に首筋を撫でられ、彼女がもらした微かな吐息は白く、その場にたゆとう。

「だいたい、こんな寒い中で一時間もじっとしてたら、眠くなるだろうが」

「まったく、相変わらずの変温動物ね」

 彼女の声に悔しげな色が混じっていたのは、気のせいだろうか。

 それでも、陸の手に小さな手を重ねてあげる。とても癪なことだが、見た目通りの子供らしい高い体温は、この季節に先輩や同級生に毎年人気なのだ。後輩だけは、一人以外気後れして抱きついて来たりはしないのだけれど。

「ぬっくい」

「そうね。わたしは体温奪われて大変だけどね」

「あー、やっぱこの時期の海弥は手放せなっ――!?」

 実感のこもった陸の台詞は、ロータリー側からのバックスタブによって中断された。後頭部に綺麗に決まった上段蹴りに揺らぐ陸の体から逃れた明槻海弥は、すらりとした足を降ろしている襲撃者を見て、顔を綻ばせた。

「あ、飛梨、おはよ」

「ええ。もう夜だけれどね」

 肩口まで伸びた黒髪をカチューシャで纏めた上瀬かみせ飛梨あずりは、軽い調子で海弥の挨拶を返して、柵を長い足で乗り越えた。その拍子にシックな黒いトレンチコートが捲れて、ベージュのストッキングの露わになる面積が少しだけ増した。

 そして一時の間もおかず、海弥の後ろに回って抱きつくと、切れ長の目をさらに嬉しそうに細めて、端正な顔を長くもさらさらとした彼女の髪に埋めた。

「こら、陸。私の海弥を抱きしめるなんて羨ましいことを勝手にしてるんじゃないわよ」

「え、嫉妬されるのわたしの方なの?」

 沈黙する恋人に一切の気遣いを見せない飛梨に、流石の海弥も目を丸くした。もっとも、陸を力尽くで黙らせたのは、紛れもなく飛梨であるのだが。

「ってぇ……。飛梨、不意打ちは卑怯だぞ」

「あら、私の見ていないところで他の女に手を出してる貴方はどうなのかしら?」

 やっぱり飛梨は見逃してはくれないようだ。その矛先が海弥でなく、陸に行ったことは幸いであるけれど、その鋭い視線から刺さる格闘家としての覇気は、真上を通るだけでも海弥の背筋を震えさせる。

「あのな、俺ら姉弟なんだから――」

「向かい合って抱きついてたわ」

「いや、あの、体勢が――」

「胸」

「ごめんなさい」

 陸の反論を悉く潰した飛梨は満足そうに、海弥に頬擦りを再開した。

 それに乗じて、海弥も気になったことを確認してみる。

「あら? なんで海弥は私の匂いを確認しているの?」

 ちょうど目の前にあった飛梨の手首にちょんと鼻を寄せていた海弥は、肩越しに親友の綺麗な黒曜石にも似てる瞳を見返した。

「飛梨の方が遅かったのは、お風呂の長い飛梨を置いて陸が先に上がって来たから?」

 語尾が跳ね上がっているのに、それは質問ではなかった。

 凍り付いた飛梨の沈黙が、語るよりも遥かに雄弁にそれに答えている。

「まぁ、夢中になりすぎて時間忘れたから、仕方なっ――」

 しかし、平然と包み隠さず姉に事実を伝えようとした陸は、飛梨の掌底で鳩尾を陥没させ、跳ねた顎を流れる動きで上がってきた手の甲で打たれて沈黙させられる。

「よ、余計なことを言うんじゃないのっ!?」

 顔を真っ赤に染めた飛梨が、雪の中に沈んだ陸をヒールで踏みつけているのは、単なる照れ隠しで、つまりは愛情表現なんだろう。

 そう思っている海弥は、微笑ましい光景に心を緩ませて、自分の吐息で手のひらを暖めながら見守っていた。

「あ、飛梨、ちょっと、流石に、けいさ、警察呼ばれるから、勘弁」

 なんとか脳震盪から回復した陸は、姉が頼りにならないために自力で飛梨を宥めるしかなかった。まぁ、全部含めて自業自得と言えなくもないか。

 飛梨の怒りを納めて、立ち上がることを許された陸は、話題を振ってこの空気を散らすことを決断する。

「ところで、海弥。今日は生足じゃないんだな」

 その内容は、かなり際どく、彼の後ろで怒りを再燃させた恋人が拳を固めるようなものであったが。

「ええ。今日は見せたい相手がいないから」

 しかし、海弥が俯き、黒いストッキングを纏った細い足を撫でるのを見て、飛梨はその握り締めた手を解くしかなかった。

 彼女の想いを陸が気付かせたのが、まだ太陽の眩しい夏のことだった。

 海弥が大学にいられるのも、あと一年と少し。そして目の前には進路という大きな問題が迫っている。時間は、カレンダーの枚数で見るよりも限られていた。

 聖ニコラオスが煙突から放り込んだ金貨は、靴下に入っていなかったから、しっかりと働かなければ嫁ぐことは出来ない。枕元に置いていたストッキングは履いてきてしまったのだから、遅れたプレゼントも受け取れない。

 みんなが気を使って聖夜をずらしてくれても、それを二人で祝う勇気と決断は、不安と疑惑に飲まれたままで夕焼けまで見送ってしまった。

 それでも、泣くのはお門違いにしかならない。寂しさは、今日飲み明かして酔い潰してしまおう。

 だから、海弥は笑っていた。いつものように、大好きな人を誘惑する妖精の美しさとあどけなさで。

「もう、いたんだ。あれ、海弥も彼と一緒じゃないんだね」

 だけど、駅から笑顔を見せた友達の何気ない一言が、その声変わりを忘れた少年の響きは、弾くには軽くて早すぎたし、絡め取るには力もなくて小さすぎた。

「え!?」

 涙で歪んだ海弥の目に捉えられたメガネの青年は、軽く手を上げたままでそれを理解し、立ち止まってしまった。

「和紀、あうとー」

 陸が、女性の涙にすこぶる弱い純情青年である執印しゅういん和紀かずきに、茶化しながらも失点を言い渡して。

「人生で二度も海弥も泣かせるなんて、覚悟出来てるんでしょうね?」

 海弥を胸に抱き、その瞳から落ちる雫を誰の目にも触れないようにした飛梨からは、宣告を受けた。

 その響きに一切の容赦がない理不尽さを感じ取った陸は、飛梨の額を人差し指で突き、海弥の艶やかな髪を乱暴に撫で付けてから、動けないでいる和紀を自販機まで引っ張って言った。

 虚を疲れて、一瞬呆然とした飛梨は、しかしすぐに陸の意図を察して、海弥の背中を優しく摩り始める。

「ご、ごめっ」

 涙に濡れた海弥の声は零れ落ちても、雑踏のざわめきに踏み潰されていく。

 海弥は、この届きもしない声がどうしようもなく嫌いだった。

 だから懸命に、伝える努力をする。

 時には、文字に書き表し、物語に織り成して。

 時には、静寂の合間に楔打ち、想いを吐露して。

 届いた凛音りんねがいつかその人の心の中で、天成てんせいして伝えたい想いが響き渡ると信じて。

「ごめん、なさいっ」

 だから、こんな掠れるような、届きもしない声が、そんなものしか世界に零せない自分が、黙ったまま泣いて放り出された外で待っているしか出来ない幼さが、悔しくて、苦しくて、切なくて、憎らしくて、仕方がない。

「ばーか」

 それを知るから、飛梨は海弥を強く抱きしめた。

 その小さな体に納まる触れれば割れてしまいそうな魂までも包み込もうとして。

 その生命の奏でを一つも漏らさないようにして。

「ばか、ばか、ばか、ばか、ばーか」

 軽快にリズムを跳ねさせて、アルトが響く。

 その声を追うように見上げる海弥の漣に揺れる瞳を、飛梨の強い意志を宿した漆黒の瞳が真っ直ぐに見詰め返す。

「海弥、貴女は大人ぶっていても、まだまだおばかさんね? こんなに純粋で愛らしくて魅力的な女性が、何人もいると思っているのかしら」

 飛梨の指が、ふにりと柔らかい海弥の頬をつまんで、引っ張る。

 ぐずる海弥は、なされるままで、小さく開かれた唇を濡らしながら、熱っぽい吐息が空気を白く染めていく。

「それでも貴女を選ばないのなら、それは相手に見る目がないってことよ。だから自信を持ちなさい」

 そのまま、飛梨がゆるゆると背中を擦れば、海弥の震えは止まる。

 そして飛梨から体を離し、海弥は碧玉に付いた熱い雫をたおやかな指で拭った。

「ありがと、飛梨」

「大丈夫よ。優越感に浸ってるから、こちらこそご馳走様」

 海弥がひどいと言えば、二人でころころと喉を鳴らして笑った。

 ちょうどそこにタイミングを見計らって、陸と和紀、そしてついでにゲームセンターで遊んでいた燈哉とうや秋良あきらも、海弥と飛梨の所へやって来た。

「さっきはごめん、海弥。これ、お詫び」

 申し訳なさそうに、和紀は海弥にミルクティを差し出した。いつも彼女が好んでいる銘柄を選んだのは、和紀自身か、それとも一緒に着いていった陸のアドバイスなのか。

 しかし、そんなことは大した差じゃなかった。

「気にしなくていいのに」

 海弥は和紀に微笑み返して、その缶を両手で包み込む。ホットのそれは、じんわりと海弥に温もりを伝えてくれる。

「ちょっと。これから飲み会よ? 海弥が猫舌なの知ってて、嫌がらせのつもり?」

「うっせ。まだ三十分もあるだろうが」

 飛梨が海弥の手のひらを覗き込んで目を吊り上げれば、投げやりに陸が返す。

 その合間で和紀が苦笑いを浮かべているのも含めて、いつも通りだ。

「あとは、義彰だけやな」

 今回の幹事をやっている燈哉が指折り数えて人を確認すれば、毎度の如く最後にとろとろと歩いてくる義彰よしあき以外が揃っていた。

「つーか、みんな集まんの早過ぎだって!」

 それに秋良がつっこみを入れる。

「別にいいじゃねぇか。遅れてないんだから」

「八期が寂しがり屋の集まりだなんて、分かりきってることじゃない」

 そして明槻姉弟から即座に反撃を入れられ、さらに他のメンバーからも追撃を喰らう。余計なことは言わない方が身のためだというのに、少しも学習しないのが、秋良だ。

 成績いいはずなのに、相変わらず残念な性格をしている。

「あー、やっぱ、俺が最後?」

 そんな風に秋良を笑っていたら、間延びした声が届いた。

 ひょろりとした体を短めのジャケットとよれよれのジーンズに包み、色あせたようにも見える色合いをしたマフラーで防寒をしている義彰が、メガネ越しの遠い目でみんなを一度見渡した。

「やー、悪いね。ごめん、ごめん」

 全く悪びれていない調子で義彰は頭を下げるが、実は五分程度遅れている。

 それでも冷たい目で見られずに、待ってもらえたのはその年の功があるからだろうか。

「それにしても、聖夜に暇してるなんて、さみしい連中だね」

「人のこと言えんのかよ。こうして飲み会で騒げば、帳消しだろ」

「それ以前に、半分が恋人持ちで、予備軍を入れたら過半数よ」

 にやにやと笑う義彰に、陸は間髪入れずに牽制し、さらに飛梨が畳み掛ける。

 余りにも隙のない連携に、他の人間が口を挟む余裕はない。そう、人としての感覚を持っていたなら。

「訂正、いち」

 けれど、例え神の判決が下ったのだとしても、妖精は構わず持論を振りかざすだろう。

 義彰の鼻先に、指を伸ばして突きつける海弥のように。

「今晩は聖夜じゃないわ」

 思い出したかのように、冬にしか見られない硝子細工が空から零れ、その指先に舞い降りた。

 そのひとひらは、指が引かれる間に融けて雫となり、珊瑚色の唇に当てられて濡らした。

「キリスト教の教会暦では、十二月二十五日は、グレゴリオ暦でいう十二月二十四日の日没から翌二十五日の日没まで。キリストの降誕祭は、ついさっき終わっているわ」

 義彰はどうでも良さそうに――もっと別のものを見ているかのようにしているが、間違いを正した海弥は満足したのか、その髪を躍らせて身を翻す。

「だからわたしの聖夜は、確かに寂しいサイレント・ナイトだったわよ」

 その一言は、流し目と一緒に陸に送られていた。

 海弥は小さく消え入るように呟いたつもりのその言葉だけど、他の六人を止めるには十分すぎた。

 誰もが彼女の気持ちを知っていて、そして応援している。

 妖精の姫様は、あまねく全てから愛されているのだから、共に苦難を乗り越え、共に成功を手にした仲間は、言うまでもない。

 だから、海弥の足取りを数秒の間、誰も止められなかった。

「って、おい! 燈哉、早く海弥の前に行け! また迷子になるぞ!」

「ほんまや! ちょ、海弥、お前だけは勝手に行くなや!」

 慌てて自分を追いかけてくるみんなを、海弥はくすくすと笑って振り返る。いつものお店に行くのにも、全く信用がない訳だが、悪い気はしなかった。

「さて、今日はたくさん飲むわよ」

 海弥がそう言い切れば、和紀が隣をゆったりと歩く飛梨に視線を向けた。

 今は陸と飛梨が住む一軒家での宅飲みで、酔い潰れて動けなくなった海弥を知るのは、家主の二人と和紀だけだ。

「ま、どっちにしたって今日は家に連れて帰るつもりだったから大丈夫よ」

 余裕の笑みで飛梨はそう返して、少し歩を早めて海弥に追いつく。

 横に並べば、自然と二人は指を絡ませて手を繋いだ。

 決して離さず、ずっと一緒に歩くことを約束するように。


Fin


 メリークリスマス!

 と、テンション高く言ってみましたが、お解かりの通り、大してクリスマスしてない内容だったりします。

 大学生ってこんなものだよ、若者諸君。

 

 いろいろ詰め込みたいことはあったんですが、長くなりそうなのと流れが出来なくなって泣く泣く断念しました。くそぅ、陸は飛梨が来た瞬間に、飛梨に黒猫耳カチューシャを装備するという案が……。


 聖なる夜に奏で響く命の鼓動を愛という。あなたはそれを伝えられますか?

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