♪ピアノ FictionJunction YUUKA さん
凛とした旋律に魂が掻き乱される。
いつもこうだ。
私の魂はきっと弦なのだ。
その世界に触れる度に掻き鳴らされるなら、震えるは必然。
梶浦由記さん。
彼女の世界に触れると私はいつもこうなる。
私は歌詞から
水色に近い蒼いピアノを弾く黒い少年と、その隣で歌う白い少女を想像する。
少し近づけば、ピアノと少女には小さな貝殻。
離れれば其処が波打ち際での事と分かる。
更に離れるとラムネ瓶を両手で胸より高く上げる女性。
その顔は、良く視えない。
何かを訴えているように視える口は、笑っているようにも。
頬は伝う涙で濡れている。
瓶の口から零れる音はとても澄んでいて、透明に近い。
けれどシャボン玉のように形も彩も存在ごと変わり続ける。
女性の声を反響させるラムネ瓶が離れていく。
音を聞き逃すわけにはいかないのに遠ざかってしまう…
女性は一人では無さそうだ。
その右肩に優しそうな誰かの手が添えられている。
良かった。
嬉し泣きだったようで安心した。
誰かを想って流した涙は、切なさではなく愛しさだったんだな。
貝殻と蒼穹を映すピアノと黒の少年と白の少女を更に映す
ラムネ瓶を抱えた女性の肩に手。
瓶口から溢れる音は澄み渡り
?
ラムネ瓶を持った人は、男性かも知れない。
だってこの光景を私は知っている。
あぁ、泣いているのは。
私もだったのか。
視えないのは足元に落ちていく粒のせいだ。
海と思っていたそれは私から零れた涙たち。
あぁ
だから
こんなにも
温かく受け入れ
こんなにも
優しく
返す
何て綺麗
作詞作曲:梶浦由記
ボーカル:FictionJunctionYUUKA(南里侑香)
公式動画:https://www.youtube.com/watch?v=X2x0KjOZQ-k




