表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出張ネイリスト異世界でもネイルをする  作者: ありえ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

47/56

47 強火ファンのお貴族様

 仕事をしたりジムに行ったり痩身エステに行ったりしているとあっという間に土曜日となった。

 そう今日は軍事パレードの日だ。

 ああ、そういえば小型カメラでの撮影の準備も万端だ。

 時間になるまでソワソワしているとその時が来たようで異世界に飛ばされた。

 いつもと同じ場所に飛ばされ、なんとなく安心する。

 しかし到着してすぐに前に倒れた時に案内された別室へ案内され、あれよあれよと準備をさせられた。

 服を脱がされ、下着姿で驚かせ、そして用意されてあるコルセットをぎゅうぎゅうに締め付け、シンプルなドレスを着せられる。

 これが凄く大変だった。

 まず服を脱がされたが、自分で脱ぐと言っても大丈夫ですからと強引に脱がせれたし、脱いだら脱いだで下着姿にギャーギャー言われた。

 こっちの世界との下着とは違ったそうで、もう大騒ぎだった…。

 今日のラッキーカラーの赤だったから大騒ぎだったのかな?

 そうそうコルセットを付けるのにブラジャーも脱ぐはめになった。

 下着で騒がれたが、コルセット姿の方がセクシーすぎて恥ずかしかったんだけど。

 寄せて上げて爆乳に。

 え? 爆乳は盛りすぎ?

 いやいや、爆乳ですが?

 そうこうしているうちに、ドレスも着せられ、なんとなく貴族令嬢になった気分でテンションアップ。

 化粧はしてきていたのでいじらず、髪の毛はキレイにアップにしてくれた。

 そして準備が出来た事をジェイソンさんに伝えに行った人が居たようで、終わってすぐにいらっしゃった。

 挨拶をし撮影許可を得よう。

 カメラについての説明や映像を撮って後から見れるという事も含め説明をすると簡単に許可が下りた。

 また撮った映像を後で見たいという事だったので終了後か後日に見せる事に。

 ちなみに途中までしか居られないと伝えていたが、政子さんの予約をずらせていたので改めて今日ここに居れる時間を伝えた。

 すると今日のスケジュールを教えてくれた。

 スケジュール的には晩餐会の前まで居れるとの事だった。

 スケジュールは朝10時にお偉いさんの挨拶と王様の挨拶があり、11時に出発式が行われてパレードスタートとなるそう。

 町中のメイン通りを巡り14時頃に王城に戻ってくるそうだ。

 その道中の広場で魔法の披露をするそう。

 そして帰ってきた時に王城前の広場でも同じ様に魔法の披露があるそう。

 話を聞くに軍事パレードと言っても戦車が出てくる感じでは無さそう。

 ちなみに王城前の広場ではその後剣術等の披露があり、全部が終わるのが大体5時ぐらいだそう。

 その後晩餐会が行われるが私は辞退しているので5時ぐらいに帰宅となる予定だ。

 スケジュールを教えてもらい、観覧席に案内してくれるそうなのでついて行く事に。

 王城前広場に関係者が入れる観覧席があり、そこで席に着く。

 メイドさんも居て飲み物や軽食を配ってくれるらしく、寒い外なのでホットティーを頼んだ。

 ここまで来る道中も寒かったので自然とホットティーを頼んだが、思ったよりも寒くない?

「さっきより寒くないですね~。人が多いからでしょうか?」とジェイソンさんに話しかけた。

「ああ、この観覧席に魔法をかけているので寒くないですよ」

 この席も含む空間に火魔法が元の暖かくなる魔法がかけられているのと結界魔法をかけて外から風が入らないようになっているそうだ。

 目に見えない魔法なので気が付かなかった。

 ちなみにこの結界魔法は風が入ってこないもそうだが、防御効果もあるらしく暗殺予防になっているらしい。

 ちなみにこの中にいると魔法が使えないらしく、中でドーンと火魔法で自爆テロみたいな事も無いそう。

「あら、所長さんお隣の方はフィアンセかしら?」

 おぉ、いかにも貴族みたいな人にジェイソンさんが話しかけられている。

「いえ、彼女は魔法研究所の特別指導員ですよ。彼女のおかげで魔法の研究が進んだのですよ。そのうち大きな発表があると思うんで楽しみにして下さい」

 急な役職のせいで吹き出しそうになったが、微笑みつつペコっと会釈をする。

「あらあ、この方が? 人は見かけによらないものね」

 カチーン!

 ムカつくわー。温厚な私もこれには腹が立つ。おこだよ!

 凄く小馬鹿にした態度でオホホってしている。

 しかし怒りをグッと堪え、口元に手を当てオホホと愛想笑い。

「あら、その爪についている宝石は何かしら?」

「装飾ですよ」

 ふん。今日の為に装飾を増やしギラギラにしたんだ。

「それってどこでできるのかしら?」

「自分で行っています」

 ふん。なのでどこでも出来ません。

「そう。私にもやって頂戴」

「お断りさせて頂きます」

 私がノーと言ったらノーだ。ブラックリストだよ。

「なんですって! この伯爵家の妻である私が装飾する栄誉を与えると言っているのよ!」

「あー。では予約を取っておいて下さい。そうしたら施術しますよ」

 予約取れないし別にオッケー。ふん。

「まあまあ、彼女も特別指導員で忙しいので…ね。予約は王妃様に伝えれば良いかと思います」

「なんであの女に! あ、いえ何でもありませんわ、オホホ」

 そう言ってそそくさと去っていった。

 王妃様との仲は悪そうだな。

 チラッとジェイソンさんが教えてくれたが今の王妃様と王妃の座を狙ってのバトルがあったそうだ。

 その為未だに仲が悪いらしい。

 しかし王妃様を侮辱すると罪に問われるため、慌てて逃げていったとの事だ。

 しかし何故話しかけて来たのだろうか?

 後に知るが彼女は現代で言うジェイソンさんの強火ファンだったみたいだ。

 仲良くなったメイドさんからその話を聞き、ジェイソンさんの横にいる女ってだけで絡まれたみたいだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ