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出張ネイリスト異世界でもネイルをする  作者: ありえ


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29 鉱石系の取引

 植物は出し終わったので次は鉱石系だ。

 植物の時と同じ様に並べていく。


・石/砂利

その辺に落ちている石。これはタダで貰った。


・石炭

燃料に使われている。


・鉄鉱石

精錬して鉄に。


・鉄のインゴット

鉄鉱石を精錬した物。


・水晶の原石(洞窟産)

洞窟で採取された物。

ポーションや魔道具の材料となる。


・水晶の原石(ダンジョン産)

ダンジョンでの採取ポイントで採られた物。

洞窟産とダンジョン産で見た目は変わらないが、含まれている魔力が違うらしい。

これもポーションや魔道具の材料になるが、ダンジョン産の物で作った方が品質が高くなるそう。


・宝石/数種類(ダンジョン産)

ガーゴイルという魔物のドロップ品で主に装飾用。

交換出来たものは1cmぐらいの小粒の物を数種類だが、大きな物もある。大きさによって金額は変わる。大きい物は高い!


・宝石が付いたブレスレット(ダンジョン産)

これもガーゴイルのドロップ品。レアドロップ品だそう。

しかし特殊効果の無い装飾用なので私でも交換出来た。

特殊効果付きの物はなかなか出回らず、手に入れるのはそれなりの価格となるそうだ。

ブレスレットだが宝石が付いているし鉱石系として持って帰って来たが不要なら私がアクセサリーとして使おうと思っている。


・魔石/数種類

どの魔物でも倒すと手に入る物。

大きさは強い敵のほうが大きくなるが必ずしもそうとは限らないそう。

自然にいる魔物の場合は解体して取り出すが、ダンジョンの場合はドロップ品となる。

魔石の色によって使い道が変わるが、どれもポーションや魔道具に使う事が多いそう。

大きさにより価格が変わる事もあるが、日常的に使うものは基本的に量り売りだそう。

沢山は必要なかったので各色2粒ずつをおまけとして貰った。


 これらの9種を簡単に説明して渡す。

 植物はダンジョン産の物もあるらしいが、今回選んだものはたまたま一般的にある物だった。

 というのもダンジョン産の植物は基本的に冒険者は持ち帰らないそうで高額になる鉱石系や魔道具を持ち帰るからだそう。

 なので依頼を出して取ってきてもらうこともあるらしいが、余ることは無いので交換は出来なかった。

 ちなみに石や雑草等は私に欲しいと言われてメイドさん達が王宮の裏口で拾ってきてくれた物となる。

 植物と鉱石以外の銅貨と銀貨も取り出し政子さんに渡す。

 頼まれていたマジックバッグも忘れずに渡す。

「沢山ありがとう! ダンジョンもあるのね! 最近勉強の為に創作の異世界の話を読むようになったのだけど、これが事実であると思うとワクワクするわね」

 そう言いながら並べたものをじっくり見る政子さん。

「さて、ここからはお金の話になるんだけどね…」

 そう言いながら報酬についての話が始まった。

 前回渡したマジックバッグの値段から。

 あのマジックバッグは1億円となった。

 それを基準にする事になり時間停止機能付きは3億円となったそうだ。

 容量の大きい物はもっと上がるとの事らしい。

 前例が無く安い金額となってしまった事を謝罪された。

「ちょ、ちょっと一旦休憩いいですか??」

 手軽に億の話でちょっと動悸が…。

 ふー。フー。FUUUU!!

 動悸は収まらないが話を続けて貰う事に。

 植物や鉱石系や銅貨と銀貨は全て買取となり、金額が定まっていないことからそれらの合計が1億となった。

 足りなかった場合次回、余る場合は取引報酬としてくれるとの事だ。

 余ったらポーションをプレゼントしようと思っているけどね。

 それにしても1回の取引5億か…。

 …宝くじに当たったような感じか。

 異世界に行き始めて約1ヶ月で億万長者になれた。

 老後は安泰だな…。

 そう思いつつぽけーっとしていると話が進み次回についての相談だ。

 ダンジョンがあることから魔物の素材が欲しいとの事だった。

 王宮にあるかは分からないがゲット出来そうならそれらを選ぶことに。

 無ければ今回と同じ様に植物や鉱石が良いそうだ。

 また魔道具にどんな物があるのかと交換出来るものがあるのかもチェックして欲しいとの事だったので、次回はそれについても聞けたら聞こうと思う。

 取引は終わり報酬はネットバンキングで送金してくれるとの事だった。

 さて取引も終わったし残っている揚げ物やワインを頂いて帰ろう。

 芳醇な香りのワインを頂きふと思い出す。

 これはこの間作ったハンバーグに凄く合いそう!

「あの、政子さんって人が作った物って食べられますか? このワインに合いそうなハンバーグをマジックバッグに入れてありまして…」

「きららちゃんが作ったのなら全然気にしないから大丈夫よ! 私も頂いて良いのかしら…?」

「もちろんですよ! 今出しますね〜」

 マジックバッグからタッパに入っている出来立てのハンバーグを取り出す。

 タッパから用意されてあった紙皿に取り分けて渡し肉汁入りのデミグラスソースをかけて渡す。

 ナイフは持っていないがフォークだけで切れるほど柔らかく、切ると溢れる肉汁。

「んー!! すっごく美味しいわね! こんなに肉汁が溢れ出て美味しいハンバーグ、今までで食べたどのシェフが作ったものよりも美味しいわ…」

「美味しいと言ってもらえて良かったです! このオークとアンバーバイソンの合い挽きのハンバーグ!」

 カラン。

 ん? 手が滑ったのか政子さんのフォークがテーブルの上で回っている。

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