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出張ネイリスト異世界でもネイルをする  作者: ありえ


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28 植物の取引

 結局魔法を使う事は叶わなかった翌日。ちなみに今日はクリスマスイブだが、私には関係なくただの平日だ。そう、ただの平日。

 朝の準備を終え、仕事前に政子さんに植物と鉱石をゲットした事をメッセージで送る。

 仕事をしていればその内返信が来るであろう。

 1軒目に行きネイルをし、お昼ご飯を食べ2軒目、3軒目に向かっていると連絡が来たので車を停め内容を確認する。

 取引日時を決めるが候補日として挙げられていた明日の夜に会うことになった。

 仕事が全て終わり自宅に帰り自分のネイルを替える。

 明日の夜は忙しいので今のクリスマスネイルを替えるのは今日しか無いからだ。

 自宅で自分の爪を替えていると来客だ。

「メリークリスマス!!」

 ハイテンションで家に入ってくるきりこ。

 彼女も今日予定が無いようだ。

 ピザとチキンとケーキとシャンパンを買い込んで来た様でマジックバッグを所持しているのにわざわざ手で持って来ている。

 …大方私はクリスマスに予定のある女ですのアピールをしているんだと思う。

 冷たい目を向けつつ部屋へ招き入れるが、自分の爪を替えることが優先なので勝手に飲み食いしてもらい後から混ぜて貰う事に。

 急な来客のせいでシンプルなゴールドのラメグラデーションネイルにした。

 …早くご飯が食べたくて簡単なネイルにした訳じゃないよ?

 きりこが来たついでに明日の夜に取引がある事を伝え、後は飲み食いをし過ごす。


 翌日。クリスマス。

 クリスマスと言っても普通の平日なので仕事をする。

 仕事を終わらせ、待ち合わせ場所へと向かう。

 クリスマスという事もありバーなどの飲食店は予約が取れなかったそうで今回もホテルでの待ち合わせとなった。

 普通のビジネスホテルだ。

 先にチェックインしているとの事だったので部屋へ向かい早速取引の話となるが、部屋へ入るとお寿司やピザ、フライドチキンに揚げ物の乗ったオードブル、これまたクリスマス会の様に並んでいた。

 挨拶をし冷めちゃうからと先にご飯となった。

 ここで注意しないといけないのはお酒は飲まないという事だ。

 見たことのない高級そうなワインが並べられているが、これは罠だ。

 飲んだら判断力が鈍り、私に不利な条件で契約してしまう可能性がある。

 絶対に気を付けろ自分!


 ワインを勧められたりもしたが無事に断ることに成功した。

 ちゃんとビシッと”取引が終わったら頂きます!”と言えた。

 そして夕食を食べ終え、取引の話に。

 まずは植物系から出していくことに。

 交換してゲットした植物は10種類。

 それらを全て並べ説明をしていく。


・薬草

ポーションを作る時に必ず用いられる基本的な薬草。浄化をする目的で使われている。


・治癒草

治療系のポーションに含まれている。初級〜上級全てに使用されている。


・毒草/花付き

葉や茎や根に毒がある。花は解毒薬になる。

触っても毒状態にはならず、薬にすることで毒の効果が出る。


・痺れ草

触っても痺れないが、薬にすることで痺れの効果が出る。


・火炎草

火傷治しの薬になる。


・雑草/数種類

その辺に生えている効果が見つかっていない草。これはタダで貰った。


・黄花/赤花/白花

その辺に生えている雑草の種類だが、花が咲いている物。これもタダで貰った。

黄色はタンポポに似ていて赤と白もタンポポの様な見た目だ。


・薔薇/数種類

王宮で育てている観賞用の花。ピンクと白と赤を交換してもらったが、季節によって違う色の薔薇もあるそう。値段は他よりも高く1本で金貨1枚だった。

見た目的にはこの地球にあるものとの違いが分からない薔薇と全く同じだ。


・毒キノコ

食べると幻覚が起きたり、腹痛になるキノコ。

これも毒薬に使われている。

見た目は赤紫色や青紫色で調理しても色は変わらないので間違えて食べる事は無いそうだ。

ちなみに毒使いさんは食べたことがあるらしく味は美味しいそう。


・火キノコ

食べると内臓が焼けてしまう致死率100%のキノコ。

このキノコでの殺害は絶対にバレる為、犯罪目的で使う人は今はいない。

見た目は赤く炎が揺らいで見え、調理したとしても炎が揺らいで見える。

匂いも異様な焦げ臭い匂いで、調理するとさらに臭くなるそうで誤って食べる事も無いそうだ。


 これらの10種、厳密に言えばそれ以上ではあるがそれらを持ち帰っているので簡単な説明と共に見せた。

 どれも研究に回すという事で買い取ってくれるそうだが詳細な金額が出せない為、今日頂く金額で足りなかった場合は後日の支払いとなるそうだ。

 ちなみに持ち帰った毒の解毒薬は一応あった方が良いと毒使いさんから貰ったので、万が一私に毒を盛ったとしても大丈夫な様になっている。

 その毒類も1回の服用で死んでしまう強毒な物では無く蓄積されて死に至るものなので万が一摂取しても解毒薬でなんとかなるという事だ。

 しかし解毒薬を持っていることは絶対に話さないと決めているので、政子さんにも言わないがきりこにも言わないつもりでいる。

 きりこが解毒薬を貰ったりその話が出た時は言うかもしれないけどね。


 植物は出し終わったので次は鉱石系を出そう。

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