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出張ネイリスト異世界でもネイルをする  作者: ありえ


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24 講習③

 気になる事を言っていたが作業を進め、ピンクのネイルが完成した。

 流石に王妃様という事もあり、ここで魔法チェックや魔力測定はしない様だ。

 王妃様のネイルに集中し過ぎ2人目の結果が分からないがそれは後で聞こう。

 乾かす時間は王妃様とのお喋り。

 私の髪型が気になっていた様で、きりことの打ち合わせの時に色々と聞いたそうだ。

 お茶会や晩餐会の時にきりこにやってもらいたかったみたいだが、あいにく月曜日しか来られないので困るという事だった。

 そこで王妃様のお化粧や髪型を担当する王妃付きメイドにその技を仕込んで貰おうと思っているそうだ。

 これはしばらく毎週きりことここに来ることになりそうだ。

 そういえばこのゲストハウスのこの一室に名前が付いたらしく、教えてくれた。

 その名前は”美容サロン”との事。

 そのまんまの名前だが、きりこと打ち合わせの時に決めたらしい。

 それとビックリだったのが、このサロンでは”美を追求する者同士皆同じ”と王妃様が決めたという事だ。

 説明を聞くに、身分差を気にしないという事らしい。

 今はまだこのお城の人達だけに施術をしているが、王妃様的にはいずれ貴族や平民にもそういう機会があった方が良いのではと考えているそう。

 まだ具体的な事は何も決めてはいないが、そういった美容サロンを作りたいそうだ。

 そんな話をしていると王妃様のネイルが乾く時間となった。

 ウッドスティックで乾いているかの確認をし、無事に乾いているので王妃様のネイルは完成となった。

 お見送りをし、これからお昼休憩だ。


 配膳の準備を眺めていると2番目にネイルをした彼女がいた。メイドさんだったみたい。

 その方に魔力が上がったのかを聞くと1人目の方と同じ20上がったそうだ。

 魔法の威力も上がっていたそう。

 事前の魔法チェックは見ていないのでどれぐらい威力が上がったのかは分からないが、その方曰く1.5倍ぐらいの威力になったとの事だ。

 後でメモしておこう。

 お昼ご飯はオークの串焼きとパンとあのカラフルなじゃがいもを使ったベイクドポテトだった。

 それを食べながら、きりこに午前中の打ち合わせの事や午後のスケジュールを聞く。

 午前中の打ち合わせでは持ってきたシャンプー台が使えるかどうかを試したらしい。

 上下水道の水道管や電源のコンセント問題をどうするかの話し合いが行われていたそうで、王宮設備担当のドワーフとあーだこーだと説明をしたりしたそうだ。

 ちなみに毛むくじゃらの小さいおっさんはドワーフという種族らしい。

 シャンプー台に関しては現状使えないらしいが、購入してここに置きドワーフにおまかせする事になったそうだ。

 午後はメイドさんが魔法を使ってきりこが施術をしていくことが出来るかどうかのチェックをするそう。

 魔法を使ったカットやカラーが凄く気になるが、私は講習をしなきゃだ。チラ見はするけどね。


 お昼休憩が終わり、講習参加者が着席するのを待つ。

 毒使いさんから講習の内容は任せられているので今日はジェルオフとワンカラーにしようと思う。

 ポリッシュも午前中私がやって効果が合ったから次回からはポリッシュも教えるが、今日はジェルだ。

 毒使いさんのスケジュールに空きがあったようなのでデモンストレーションとして見せながらジェルの付け替えを行う事に。

 まずは二人組になって教えながらのジェルオフだ。

 配っていた80Gのファイルの持ち方やそのファイルのかけ方を見せ、デモンストレーションとして毒使いさんのジェルをオフすることに。

 毒使いさんは使ったジェルとの相性が良かったようでまだ全部付いているが、付けてから丁度4週間なのでオフをする事にした。

 ちなみにオフが終わったらまた同じ色で塗る事になっている。

 ファイルの持ち方やあて方を見せ、自爪では無くジェルを削る。

 削ったら、オフの溶剤を爪の大きさぐらいにカットしたコットンにたっぷり染み込ませ、それを爪の上に置き、指に巻けるサイズにカットしたアルミホイルで巻く。

 それを全ての爪に行い、最初の爪が10分〜15分経った頃アルミホイルを開けて浮いてきたジェルをウッドスティックで取る。

 なので丁度良く進めるには、全部の爪を削ってコットンを巻き終わるのに10分〜15分ぐらいで終わらせたい。

 それらの事を説明しながらオフをする。

 時間を意識する様に、タイマーを全員分買ってきているのでそれらを配った。ここで毒使いさんからの言葉。

「それはそちらの国の数字ですか? この世界の数字と似ていますね」

 そういえば魔力測定器の文字を見た時に個性のある文字だなと思ったが普通に数字として読めていた。

 この世界で地球の人が広めたのか、たまたま似た数字を使っていたのかは分からないが、召喚魔法や転移魔法がある世界なら、地球の人も私みたいに呼ぶことももできるはずだ。

「私同様に地球から人を呼んだ時に数字が広まったんですかね…?」

「その可能性は高いと思いますね。しかし昔からこの数字が使われているので詳細は分からないですね」

 この話はここで終わり、タイマーの使い方を説明する事に。

 買ってきたタイマーは時間をカウントしていく事と、時間をセットし時間が減っていきセットした時間になると音が鳴る事の両方が出来るのでそれを説明した。

 使い方は分かったようでそれを目安にしてオフの作業を始める。

時間更新は28日となります。

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