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第五節 姿見えぬ声

ーーあなたは世界を信じられますか?ーー


またこの声だ。この声はどこかで聞いたことがある。でも思い出せない。せめて何か話そうとするが、また体が動かない。一体なんなんだ? 世界を信じられるか? もしそれが質問なら答えは決まってる。信じられるわけがない。当たり前だ。岬にあんな仕打ちをしたこの世界に信用する価値など存在しない。

そんなことを思っているとまた声が聞こえてきた。


ーーもしこの先にあなたを大きく変える出来事があったとしても、あなたは世界を信じられませんか?ーー


当然だ。岬が報われるその日まで、俺は世界を信用することはできない。でも何故だろう......聞いてきたその声には、少しの悲しさを含んでいるように感じた。

なぜそんなことを聞くのか? と疑問に思った途端、俺の意識はグニャグニャと歪んで何も考えられなくなった。

するとまた声が聞こえてきた。


ーー今日あなたは奈落の底に突き落とされるような絶望を味わうことになる。でも諦めないでください。あなたの周りにいる人達は皆、あなたの味方ですよ。だから、この世界に見切りをつけないでください。ーー


そんなことを言っていたが、俺は意識の歪みに耐えきれず落ちてしまった。

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