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267.救出会議

いつもご愛読、ありがとうございます!

本日は新刊に関する告知がございますので、是非後書きまで読んでいただけますと嬉しいです!


 ミクロンさんとの刺激的な初対面を経て、俺たちは早速作戦会議に入る。

 今回この小隊を指揮するのはミクロンさんとのことで、彼女主導で会議が始まった。


「さて、皆さんも既に聞いている通り、私たちの任務は女王陛下救出とレッドユニオンの残党処理になります。陛下の行方については、斥候部隊が追っていますが、未だに場所の特定には至っていません」


 ミクロンさんは一拍置くと、部屋に前方にある魔法盤に手を翳す。

 すると王都の全面地図が立体的に投影された。


「ですが、全くもって進展なし……というわけでもありません。彼らのアジトについては、いくつかピックアップされています」


 ミクロンさんはスワイプする動作を見せると、地図上に赤いマーカーが浮かび上がる。

 ざっと見て10以上のマーカーが地図上につけられている。

 

「こんなにあったのか……」


「一般人に溶け込んで機会を伺っていた……ということね」


 リィナがそう呟いた。

 

「ええ。既にいくつかのアジトは他の小隊が調査しています。私たちも例に漏れず、アジト潰しを行うのですが、その中でも一番に怪しいところを我々の方で調査することになりました」


 ミクロンさんは更にスワイプすると、赤いマーカーが浮かび上がり、ある場所を強調させる。

 

「ここって確か離れにある都内教会……だよな?」


 そこは、繁栄を見せる王都の中で最も対照的な場所と言えるだろう。

 王都の中に存在する所謂、闇の部分……一般的にはスラム街とも呼ばれる区域の先にある教会だった。


「調査をしたところ、この教会から僅かながら不快な魔力を察知したとの報告が上がってきました。既に先行隊が調査を行うべく派遣されたのですが……」


「全滅した……ということですか?」


 俺が聞くと、ミクロンさんは首を横に振った。


「いえ、そこまで酷くはありませんが、教会に入る前に体調不良を訴える隊員が後を絶たなくなりまして。隊長を除いた全員が行動不能にまで陥ったとのことで、調査は中止になったのです」


「なるほど。となると……結界絡みか」


「流石はシオンくん、まさしくその通りです」


 突然、複数の人間が体調を崩すなんて何らかの外的要因がなければ起こりえない。

 しかも一般人ならともかく、聖魂の加護を持つ、勇者級の魔力を持った人間に危害を与えるというのは相当なこと。


 話を聞く限りは、ただの結界ではなさそうだ。


「私たちの最初の任務はこの教会の調査および敵がいた場合は制圧し、情報を得ることにあります」


 ミクロンさんはそういうと、立体地図を閉じた。


「以上が今回の任務と簡単な概要になりますが、何か質問はありますか?」


「すみません一ついいですか?」


「はい、シオンくんどうぞ」


「この教会を取り巻く結界について、何らかの情報はないんですか?」


 敵地に踏み入れるとしても情報がなければ危険だからな。

 情報があるならば――


「いえ、これ以上の情報はありません。()()我が隊が選ばれたのでしょう」


 と思ったが、その願いは儚くも散った。


「なるほど。確かにそれは俺たちを置いて適任者はいなさそうだな」


 ユーグがニヤリと笑った。

 

「はぁ……リベルカさんも人使いが荒いな……」


 まぁ真っ向から魔人と対峙して打ち勝ってきた功績があるとなれば、適任者と言われるのは当然なんだろうけど。


「もちろん、皆さんの安全は隊の長である私が保証しますのでどうぞご安心を」


「安全を保証してもらう代わりに別のナニかを要求されそうだけどな……」


「ユーグくぅん? 何か文句があるならこの場で言ってもらえるかしらぁ?」


「いえいえ! 隊長様に文句なんて滅相もないです!」


 またも一触即発の空気になる。

 何の因縁があるのか知らないが、ユーグと彼女の相性は最悪だというのはこの短時間でよく分かった。


「本当に大丈夫なのか……?」


 先が思いやられる。

 とはいえ、やることは決まった。


 その後、今後の行動についての簡単なブリーフィングを済ませると、俺たちは教会へと赴くべく、行動するのだった。

本話もお読みいただき、ありがとうございます。

遂に本日『俺の冴えない幼馴染がSランク勇者になっていた件』5巻の発売日を迎えましたっ!


おかげさまで、無事に5巻が発売できましたことを心よりお礼申し上げます!


今回は最終巻とのことで、コミカライズ版の締め括りの一冊となっております。

改めてになりますが、1巻発売から今日に至るまで、コミカライズ版の応援をしていただき、本当にありがとうございました!


こちらの原作版の方はこれからも引き続き、頑張ってまいりますので、変わらぬご愛顧賜りますようお願い申し上げます。


また、5巻の発売を記念しまして一部店舗様にてご購入いただきますと、オリジナルイラストカードの特典がついてきます!

引き続き、作画を担当してくださったGUNP先生完全描き下ろしの特別な一枚になっております!


どの特典もキャラクターの魅力が引き立つ至高の一枚になっておりますので、是非お手にとっていただけますと嬉しいです!


詳しくは下記リンクの幻冬舎コミックス様の公式ホームページと俺冴え特典情報ページ、またはリンク等含めて活動報告に詳しい情報を載せていますので、是非チェックしてみてください!


X(@g_eifer)でも情報発信をしていますので、是非フォローしていただけますと嬉しいです!


引き続き、本作の応援のほど、何卒よろしくお願いいたします!


幻冬舎コミックス様HP:https://www.gentosha-comics.net/book/b658981.html


俺の冴えない幼馴染がSランク勇者になっていた件』5巻特典情報:https://www.gentosha-comics.net/news/n62511.html

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