≪後編 この世界は、男女が別々に暮らす世界...そして!≫
【ブルーゾンギー】という男の目的は、、、?
心臓を管理する場所とは、、、?
そして、この世界はどうなってくのか、、、?
完全に、男性が暮らす場所と女性が暮らす場所が分けられている。
私たち、男女が交わる場所なんてないのよ、、、!
私は、産まれてきてから男性と話したことなんか、一度もないの、、、!
男性の人って? どんな感じなんだろう、、、。
私の周りには、女性しかいないから、、、。
何処に行っても、女の人しかいないのよ、、、!
一度でいいから、、、? 男性と話をしてみたいわ!
もし、、、?
何らかの形で、男女が会って、、、。
ブルーゾンギーに隠れて、会っているところがバレると、、、?
ブルーゾンギーの管理しているルールを破った者の心臓は止まってしまう。
そして、その持ち主の身体も死ぬのよ、、、!
私の周りでも、そんな女性がいたと聞いた事があるわ、、、!
私のお母さんとお父さんは、ブルーゾンギーが管理する中で、、、。
お見合いと言う形で、二人は出会ったらしいの...。
お母さんはお父さんを気に入っていたし。
お父さんもお母さんを気になっていたと言ってくれたらしいわ!
・・・でも、他の人たちのお見合いでは、、、。
ほとんどの人たちが、、、。
好きな相手と結婚できない人の方が多かったと聞いているの、、、!
そんな事ですら、ブルーゾンギーが強制的に決めるのよ!
*
そして、いつしか私たちは、、、。
誰も感情を持たなくなった。
ロボットのように、何も感じず、何も思わず、ただただ毎日を繰り返す
日々を送っていたのよ、、、!
私は学校でも家でも、お母さんや妹愛犬にすら感情を持たないようにしている。
それは私が産まれた時に、母親から何度も言われていたからなの、、、!
『ウィーレイン! どんな事が起きても動揺したり心を乱してはいけないわ!
そうじゃないと、貴女の命が危なくなるからよ! 例え、お母さんが死んでも。
決して、心を乱してはいけない! いいわね!』
『・・・どうして? お母さん!』
『この世界は、ブルーゾンギーという男が支配しているからよ! 常にロボット
のように、自分の感情を表に出してはダメ! ねえ? 分かった! お母さんと
約束してちょうだい! ウィーレイン!』
『・・・ううん。』
『妹のミィーレインがもう少し大きくなったら? あの子にも同じ事を言わない
といけないわね!』
『・・・まだ、あんなに小さいミィーレインにも、私と同じように言うの?』
『そうよ! それしかわたしは、貴女たち姉妹を守ってあげられないから。』
『・・・お母さん、』
▼
どんな人も、、、。
ブルーゾンギーに歯向かう者なんていなかった、、、!
それに誰一人として、本物のブルーゾンギーと会った者もいない!
常にテレビや大きなスクリーン、あらゆるところにブルーゾンギーが
出て来るのに、、、!
誰も、【本物のブルーゾンギーを見た事がない】のも不思議だった!
世界の何処かにある、、、。
ブルーゾンギーの居る場所を誰も知らないのよ!
攻撃しようと思っても、何処にいるのか分からなければ攻撃しようがない!
そもそも、ブルーゾンギーという男は、、、?
この世に、存在しているのか、、、?
それすら、信じられなくなっていく...。
*
そして今日も、ブルーゾンギーが支配する1日が始まった...。
『お母さん、おはよう!』
『おはよう! ウィーレイン、ミィーレイン! 早く顔を洗ってらっしゃい!
朝ご飯の支度が出来ているわよ!』
『うん! 分かったわ!』
『わーい! おはよう、シーサス!』
『ワン!』
毎日毎日、同じセリフに同じ事の繰り返し、そして同じモノを目にする。
私たちは、変わらない日常を演じているの、、、!
それもこれも、、、ブルーゾンギーの目につけられない為に、、、。
何も変わらない、日常生活を送っているフリをしているのよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。




