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しばしのわかれ

「は!?」

ここは日本じゃない?

「おっさん、日本って国聞いたことあるか?」

「日本?聞いたことないな」

ということは、もしかしてここは異世界なんじゃないのか?

「よっしゃー!!」

「おいおい、急になんだ?」

「あっ、そうだおっさん、なんで俺はここに?」

たぶん急にここに現れたとかだろうなぁ。

「昨日からずっと道の真ん中で倒れてたから、ここまで連れて来てやったんだ」

倒れ、て、た?

「急にここに現れたとかじゃなく?」

「昨日の朝から倒れてた、けど一日たっても誰も助けようとしなかったからな」

ここほんとうに異世界?

「まあ、いろいろとありがとうな、おっさん」

「気にするな、ところであんた名前は?」

「俺の名前は呪導真太だ」

さて、だいたいの状況を把握できたが、

これからどうしよう?

「避けろ!!」

おっさんの声に反応して後ろをみると、刀を持って斬りかかってきてるおっさんの姿があった

「おっさん!?なにするんだよ!?」

「逃げろ!体が操られていて自分の意思で動けないんだ」

操られてる?

「誰に操られてるんだおっさん!?」

「わからない、だがたぶん魔王の手下だ!?」

魔王?この世界のラスボスてきなやつか...

「もとの状態に戻る方法は?」

「そんなことを話してる場合じゃない!?もうじき、意識も持っていかれる、俺の意識がある内に逃げろ!」

おっさんをおいて逃げるなんて...

「早く逃げろ!」

「わかったよ、おっさん絶対にもとに戻してやるからな!!」

ピースしたおっさんの姿を見てから振り返らずに走っていった...


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