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魔王降臨

「ここが異世界かー、っていうか何にも無いなーホント無いなー、ってでっか!カメでっか!!流石ファンタジー!」


キョロキョロと辺りを周りを見まわしていた魔王は全身から黒い粒子を放出しながらナスの不味さに顔をしかめて吐き出しているドゥーロの大きさに驚いている。

キャッスルトータスであるドゥーロは現在20mに届きそうな大きさになっている、普通のサイズのカメしか見たことが無ければその大きさに怪獣かと驚く事だろう。

そう、普通のサイズの亀ならだ、ステータスには転生した異世界人とあった、そして彼女の名前はアリス=ササガワ、おそらく漢字で笹川 有栖と言ったところか、どう対処したモンかな。

名前からして日本人なんだよなぁ、これを放置するのも後々不味い事になりそうなんだが関わればそれはそれで面倒事に首を突っ込むことになるんだよなぁ。


しかしドゥーロがナスを吐き出しているが元獣はナスを好んで食べるんだよな?

手近にあったナスの残骸をつかむとさらさらと粒子になって散っていく、

比較的無事な残骸を調べてみよう。


『繭の残骸

魔王の現界により極限まで魔力を絞り尽くした残骸。

そのまま粒子となって消える定めだが魔力を

与えれば形を留める』


ふむ、つまりパサパサになったパンみたいなもんか。

ドゥーロが吐き出したのも不味くて栄養も無くなっていたからか。

つまり魔力がある時なら美味いのかな?


試しに魔力を通して調べてみる 。


『魔卵獣の卵の殻

魔力溜まりに漬けると一定の確率で再び魔卵獣が生まれる』


おお、これは安全の為宝物庫にしまっておいた方が良さそうだな。

念のためドゥーロのご飯用と実験用に幾つか魔力を通して宝物庫に突っ込んでおこう。


「あ、あの領主様・・・」


グアツ達領民がどうしたものかと俺に伺いを立てたそうにしている。


「どうやらナスに食われた人が居たみたいだね、幸い飲み込まれた事で噛み砕かれずに済んだようだ。

彼女の身柄は俺が預かる、ナスに食われたことで体調を崩しているかもしれない、診察の必要がある」


とりあえず領民は帰さないと、話し合うにしろ戦うにしろ彼等が居ては邪魔だ。


「あ、いやその」


「食べたのがウチのドゥーロでよかったな、成体の元獣なら一口で彼女ごと食べていただろうから」


「うっ、そ、それは・・・」


苛めるのはこのくらいにしておこう、これだけ言えば彼女が一緒に食われたかもしれない気まずさからさっさと帰ってくれるだろう。

それに後々儲けがフイになった事についてグダグダ言って来ることも無いだろうしね。


「さ、この有様じゃ儲け話も意味ないし家族も待っているだろうから早く帰るといい」


「は、はい」


気まずい雰囲気になったグアツ達が慌てて帰っても魔王は全く気付かずにドゥーロに興味津々だ、とりあえずイキナリ襲い掛かるようなことはなさそうだ。

魔王の全身から放出されていた黒い粒子はその量を減らしており、真っ黒だった全身が薄くなったような印象を覚える

「そこの君」


「え?呼んだ?」


「呼んだよ」


「わー鎧だー、やっぱファンタジー世界なんだ、君って冒険者とかなの?」


「元ね、今は冒険者を引退している」


「子供なのにもう引退?お父さんが止めろっていったから?」


「俺に親はいないよ」


義理の父ならいるがな。


「えっ!?、あ、ゴメン」


気を使われた、他人を気遣う心はあるようだ、これならこのまま話し合い路線でいけそうだな。


「君はアレの中に居たがアイツに食われたのかい?」


俺はドゥーロに齧られたナスの残骸を指差す、ナスの残骸は粒子になってどんどん散っていく。


「違うよー、私は混沌って人に頼まれて魔王になったの。

いまなら魔王スキルを二つ付けてくれるって言われたから」


新聞の勧誘かよ


「えーと、詳しく教えて貰えるかな、俺はこの土地の守護を任されていてね、

何か騒動があったら対処しなくちゃいけないんだ」


俺の言葉に魔王が驚いた顔をする、やべ!?、何かミスったか?


「君、意外と偉い人?」


「さて?本当に偉い人ならこんな所に居るかな?」


「それもそっか、いいよ、教えてあげる。

私はササガワ=アリス!世界を支配する魔王よ!」


魔王である自覚はあると。


「なんで魔王がこんなところに?さっき混沌とか言ってたけど?出来れば順番に教えてくれないかな?」


「順番かー、そういうの苦手なんだよねー。

んーと、私が学校帰りに受験勉強しながら帰ってたときの話しなんだけど。

その時単語帳を見ながら英語の勉強をしてたの。でタマゴの英語はエッグってページが出たところでふと気になったの。

エッグって言う名前のお祭りの何かがあったようなって」


イースターエッグの事か、受験で気が焦っているときにふとくだらない事が気になって調べたりしちゃうよな、テスト前の掃除みたいに。

というか受験生だったのか。


「でね、うーんうーんって悩んでどこかの島に関係した名前だなって気付いたの、そしたらでっかい顔が出てきてハッと気付いた私はこう言ったわ『モアイエッグだ!』って。

そしたらププーってクラクションが鳴って振向いたら目の前にトラックがいて撥ねられちゃったの、地面にぶつかってすっごく痛かったわ。

でも頭は妙に冷静で視界に入ってきた信号が赤になっていることに気付いて、ああ、飛び出しちゃったんだって判ったの。

でも答えも解かったしどうしようもないからしょうがないかーって思って諦めたら回りが真っ黒になってそこにいた黒っぽいモニャモニャしたのから『私は混沌、世界に混乱を招きかき混ぜる役割を授かった者、

君、魔王に転生して新しい人生を歩んでみないかい?いまなら1魔王に1つだけの魔王スキルを2つ付けちゃうよって言われて、あ、お得ーって思って魔王になったの」


「なっんじゃ!そりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!新聞の勧誘か!ちゅーか!軽っ!軽すぎる!!なんでそんな簡単に魔王になれるんだよ!」


もう突っ込み所が多すぎてどうすればいいのか!


「だいたいモアイエッグじゃなくてイースターエッグだろそれ!!」


「っ!それだ!!」


それだ!じゃねぇよ!


「大体魔王になってどうするんだよ!世界でも征服するのか!?」


「んー、混沌さんは『いやー最近はそんな戦争とか求められて無くてさー、君こっちの世界に居るだけでいいから、好きなようにやってくれればそれだけで役割を果たせるから。

いやー君みたいな残念な素質を持った逸材を待ってたんだよね』って」


エッヘンと胸を張る魔王、そこに褒められ要素は無いと思うんだが、


「他に選ばれた理由とか聞いてないの?」


「えーとね、死んだ時に苦しみとか無念とか後悔みたいな強い負の感情があると強力な魔王になるんだって、

それに理不尽なトラック事故で死んだ魂はその理不尽さゆえに生を渇望するからその渇望を引っ張ると召喚しやすいって言ってた。

昔はそういう子を意図的に選んで魔王や勇者にスカウトしていたんだって。

で、私は死んだ瞬間に考えていた事がイースターエッグだったり死んじゃうかー仕方ないかーってあっさりしていたからいまどきの魔王にぴったりだと思ったんだって」


トラック限定なのか、それに意図的に残念なのを選んだみたいだな。

というか勇者も?


「魔王の役割については?」


「唯居るだけでいいって言われたから知らなーい」


「魔王スキルって言うのは?」


「魔王だけが持てる超凄いスキル!」


「どんなスキルなの?きっと俺達には想像もできない凄いスキルなんだろうね」


オレのリアクションに満足したのか魔王は得意げな顔になる。


「ふっふっふっ、そんなに知りたい?知りたーい?」


あ。これ聞いて欲しい奴だ。


「知りたい!」


「しょうがないから教えてあげよっかなー、私のスキルはね」


「スキルは?」


「食べた人を余りの美味しさに虜にしちゃうスキル!!その名も料理スキル(魔王級)よ!!」


「・・・・・・・う、うわー!!なんて恐ろしいスキルなんだ!!料理で人を支配するなんて、なんて魔王!!」


「ふっふっふっ、そうでしょうそうでしょう、私も地味なんじゃないかなー、

もっとドゴーンって大陸を破壊するような凄いのがいいんじゃないかなーって思ったんだけど、混沌さんが今時力を見せ付けるなんて時代遅れ、

あえて普通そうなスキルで人を支配するのが最近のトレンドだって言われたの。

うんうん、やっぱり流行には乗らなくちゃね」


混沌、頑張ったんだな。

っていうかその話からも混沌は世界を滅茶苦茶にしたい訳じゃなくて魔王っていう装置を作り出したいっていう意図が見えるな。

そもそも混沌って創造神である透明な石と和解しているから悪って訳じゃないんだよな、どっちかといえば必要悪というか善と言うプラスに対して悪と言うマイナスでバランスを取る存在なのか?


「それでねーもう一つにスキルはね」


おっと魔王の話が続いていた、スキルの事はちゃんと聞いておかないとな。


「なんと!どんな液体も真水に変える事が出来る水組成変更(魔王級)なのよ!つまり泥水だって綺麗なお水になって汚染されたところでも綺麗な水を手に入れられるの!!」


「おおー!凄い凄い、水が貴重な土地に言ったら女神と崇められそうだ」


「ふっふーん」


これ使い方を誤ったら相当危険な能力じゃね?全身の血を水に変換とか出来そうでやばいんだが。


「混沌さんがこれでどんなところでも美味しいご飯が作れるってサービスしてくれたんだよ」


ああ、これは大丈夫ですわ。


「これなら料理魔王として世界を支配できそうだね」


「目指せ!食の世界征服!!!」


しかしスキルの魔王級というのは俺達で言う上級、中級といったランクの様だがどういうランクなんだろう?上級の時点で使用制限が解除される筈なんだが。


「(魔王級)って言うのは何?」


「(魔王級)って言うのはね・・・えーとスキルを魔王出力で使えるって事みたい、だいたい人間の10000倍くらいだって」


なっ!10000倍って3倍とかって言う差じゃねーぞ、マジで最低レベルの魔法を使って最強魔法じゃないって言うようなモンじゃねーか。

それだけ魔王って言う存在が強大って事か、そりゃ勇者を召喚するわ。



つまり魔王は人間の10000倍の美味しさの料理を作れるのか・・・・・・

10000倍かー、ほんとに食で世界を支配できそうだなー。

ちょっと食べてみたいな。


「で、これからどうするかは決めてるの?」


「どうって世界征服?」


「いや、住む所とか」


「魔王城とかないの?」


「聞いたこと無いな」


「え?私ホームレス?」


「イエス」


「・・・・・・どうしよう?」


「とりあえず家に来るといい、大したものは出せないけど屋根とベッドぐらいは用意してあげるから。


「ありがとー!君、すっごくいい子だったんだね!!!」


とりあえず家で保護と言う名目で監視しよう、今は明確な目的が無いようだけど今後どうなるかわからないからな。


「じゃ帰るか、ドゥーロ、お前も家に帰んなさい」


「や!」


「や!じゃ無いだろ!もう遅いから湖に・・・・・・って、え?」


聞き覚えの無い声がして回りを見回す。


「ドゥーロもご主人と一緒のお家に帰る」


目の前のカメが人語を喋った。


「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!?」


「うわーカメが喋ったー」


「ドゥーロは黒いのからご主人を守るの」


い、いやちょっと待て、コイツが喋るなんて聞いてないぞ!どういう事だよ一体!!


「お、お前喋れたのか!?」


「んー、人間語は面倒なの、だからカメ語でお話してたの。でもご主人カメ語わかんないから人間語喋るの」


もしかして魔法の言語読解を使えばこいつとも話が出来たかもしれないのか。

とはいえカメと会話が出来るなんて思いもしなかったからなぁ、意外と魔法を使えば動物と会話とか言うファンタジーな事が出来たのかもしれない。


「あー、んー、まぁそう言う事もあるのか。で、俺を守るって言うのは?」


「黒いの世界の壁を揺らして来たの、世界の壁を揺らすと良くないのも入ってくるの。だから世界の壁を揺らすのは悪いのなの」


なるほど世界の一部である元獣としての本能が危険な存在を無意識に理解しているのだろう。

ドゥーロは魔王を威嚇して今にも襲い掛からんばかりの雰囲気だ。

だが対する魔王はどこ吹く風といわんばかりに飄々としている。


「ふふ、この私に戦いを挑むとは哀れな亀ね。いいわ、魔王の力を見せてあげる」


「料理スキルと水をろ過するスキルでどう戦うんだ?」


魔王の動きが止まって、ギギギとこっちを向く。


「魔王の魔力で大魔法とか?」


「ステータス確認できるか?ステータスを見たいって思ってみろ」


何かコイツのステータスは上手く見えないんだよな、魔王だからか?


「見えた、えーと、クラス魔王、種族魔王、Lv1、スキルはさっき言った奴で能力値が生命力は10000で魔力が50000だって。

あと能力値はぜんぶ1」


え?能力値は全部1?生命力と魔力はわかる、だが能力値は低すぎませんかねー。


「スペルは?」


「んーないよー、ねぇ能力値の1って凄いの?」


「悪い意味でな」


「わ、悪いってどういう意味?」


「この世界の能力値は10段階で10が最高、・・・で1が最低。あとスペルが無いって事は魔法は使えない」


「・・・・・・使えないって1個も?」


「1個も」


「私魔王なのに能力値最低なの?」


「みたいだね」


「・・・・・・」


「・・・・・・」


無言で見つめ合う。



「何でー!!魔王なんだよ!ボスキャラなんだよ!!なのに最弱キャラってどういう事ー!!!!!!!」


「新機軸」


「そんな新路線は要らないー!!!!」


すげー魔王なのに一般人と同レベルの能力とか斬新過ぎる。

コイツは混沌さんの作為がバリバリですよ。


「あードゥーロ、コイツは哀れなほど無害だから悪いことしない限り攻撃は禁止な」


「でもご主人、世界の壁を揺らすのは悪いのなの」


「それはコイツの意志でやったわけじゃないから今回は許してやれ」


「むー」


納得いかないようだ、仕方ない。


「ほら、オヤツやるから」


宝物庫からランドドラゴンの鱗を取り出して放り投げる


「わーい」


空中で器用に受け止めバリバリと音を立てて食べるドゥーロ 。


「じゃ、帰るか」


「「はーい」」


「いやお前は湖に戻れよ」


「だめなのー、ドゥーロ黒いのが悪いことしないように見張るの」


「ちょっとーいい加減黒いのは止めてよ、私には笹川 有栖っていう立派な名前があるんだから」


ああ、今は大分黒くなくなってるからな。


「あーじゃあササガワでいいのか?」


「アリスでいいわ」


「判った」


「ドゥーロは体が大きいから町に入れないだろ、だから大人しく帰んなさい」


「だったら小さくなるのー、むー、ちぢむのー」


いやいや、小さくなれって思うだけで小さくなるとか無理だから。

だが俺の予想に反してドゥーロはどんどん小さくなっていく。


「ほぁっ!?」


そして小さくなった先には小さな女の子が居た。

年のころは5歳くらいか緑のおかっぱ髪に背中に甲羅を背負った全裸の幼女だ。

河童?


今俺の目の前には全裸の女の子が二人居る。

うん、実はアリスも全裸なんだ、いやオレも服を着ているかと思ったんだがナスの残骸が粒子になって消えていくに連れてどんどん薄着になっていって、

とうとう被っていたナスが全て無くなったら下に何も着ていなかったと。


なかなかスタイルは良い、大きすぎず小さすぎず大変バランスのよいお体をしている、ていうか腰がエロイ。

って、いやいやいや、全裸はヤバイ、俺は慌てて白衣を着せようとするが良く考えると今日は鎧なので白衣は無い、急いで宝物庫を漁るとタオルが何枚か入っていたのでそれを渡す。


「なに?タオルなんて渡して」


ああ、やっぱ気付いていないんだな。


「下見てみ」


「下?・・・・・・・・・・ぁ・・・・・キャァァァァァァァァ!!!!!」


すっげぇ悲鳴、耳がバカになるかと思った。

それにしても魔王がキャアか、時代は変わるもんだな、そして御馳走様です。


「ほいタオル」


アリスはタオルをひったくると胸と腰に巻いていく。


「ほらドゥーロもタオル巻いて」


「はーい」


二人は体にタオルを巻いて隠すものを隠したんだが、

なんと言うか絶壁のドゥーロは良いんだがアリスは胸の分タオルが隠しきれなくて下乳が凄いことになっている。

深夜の平原でタオルを巻いただけの半裸の少女二人、見た目的にすごくヤバイ、次からは誰でも着れるフリーサイズの服を入れておこう。


「あードゥーロ、お前、人間になれたのか?」


「魔力が溜まると体を変えれるの、でも魔力が無くなると戻っちゃうの」


苦し紛れの話題そらしにドゥーロが乗ってくれる、喋れるって素晴らしい。

なるほど、時間制限のある変身魔法って訳か、まぁファンタジーでマスコットが人間に変身するのは良くあることだよね。

つまり新しいヒロイン候補か?・・・いやいやいや背中に甲羅を背負った河童系幼女だぜ?



俺は宝物庫から飛翔機を取り出して二人に乗るように促す。


「なにこれ?」


「乗り物だよ」


アリスの質問にざっくりと答える、イキナリ答えを言ってはつまらないからな。


「じゃあ、街に帰るから二人とも命綱を付けてつかまって」


「「はーい」」


二人が命綱をつけて安全柵に掴まったのを確認してから飛翔機をゆっくり発進させる。


「「おおー!?」」


二人そろって驚く、変に息が合うなこの二人。


「何何何々?飛んでる!、飛んでるよー!!!」


「ドゥーロ飛んでるー」


「そんじゃ家まで一ッ飛びだ!」


俺は飛翔機のに魔力を叩き込んで一路家路に着いた。


・・・・・・んだがよく考えると半裸の少女を二人も家に連れ帰ったら俺の色々な何かがピンチになる気がする。


よし!師匠の所に行こう!!!

俺は進路を変更し師匠達の家に半裸幼女テロを敢行することに決定した。

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