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好き・嫌いがないのと『特別好きがない』は違う

掲載日:2026/07/31

 私は食べ物に関して『好き・嫌い』がありません。


 なんでも食べられます。竹蟲の素揚げ等のゲテモノは除いて──



  

 以前、付き合っていたひとが、好き・嫌い王子でした。


 私がおからの煮物を作ると、「ごめん。俺、これ食べられないんだ」と言われました。


 他にも魚の目玉が嫌い、野菜が嫌い、納豆が嫌い、梅干しが嫌い、もずくが嫌い……


 どれも人間の食べ物なんだから、口に入れることぐらい、できるでしょうに──


 まぁ、私は食物アレルギーがまったくないので、他人の気持ちがわからないのでしょうね。




 そのひとに言われたことがあります。


「おまえは好き・嫌いがない。それはつまり、嫌いなものもない代わり、特に好きなものもないんだよ。嫌いなものがないのはご立派だけど、好きなものもないなんて、悲しいよな」




 あのね……


『好き・嫌いがない』というのは──


 単に『なんでも食べることはできる』というだけで── 


『好きなものがない』ということではないんだよっ!




 白いケーキが好きです。イチゴとかは特にいりません。イチゴが邪魔だからです。真っ白な生クリームとスポンジだけの、シンプルなケーキが大好きです。だからといってイチゴのショートケーキが嫌いなわけではありません。食べられます。ただ、それよりも、イチゴの入らない真っ白なケーキが好きというだけです。


 きのこが好きです。特に好きなのがしめじです。だからといって、しいたけは食べられないというわけではありません。干ししいたけを戻したやつなんて味が濃くて最高ですよね。でもそれよりもしめじはもっと好きなんです。鍋に入れるなら断然しめじです。パスタの具にも断然しめじです。でもしいたけでもべつに構いません。冷蔵庫にしいたけしかないなら、パスタの具はしいたけにします。


 おちゃけはブランデーが一番好きです。甘くて、甘すぎなくて、深い味わいが最高に私を文豪にしてくれます。でも安いブランデーだったらウィスキーのほうがいいです。ぐいっと喉で飲みたいならビールがいいです。寒い時期にあっためて飲むのに一番いいのは日本酒です。安さでいえば焼酎最強ですよね!




 そんなふうに──


 

 特別好きなものはあるのです。


 ただ『好き・嫌いがない』というのは、その特別に好きなものでなくても、なんでも口に入れることはできて、そして楽しめるというだけです。


『嫌いがない代わりに、好きなものもないんだろう?』

『なんて寂しいやつwww』


 そんなことを言われるいわれはありません。


 私には好きなものも、大好きなものも、あるんです。


 嫌いなものもありますが、口に入れることもできないなんてことはないだけです。


『嫌いなものは受けつけない』『口に入れることもできない』とは違う、というだけです。


 なんでも口に入れます。


 そして、最高に美味しかったら★5をつけ、まぁまぁだったら★3、ちょっとアレななと思ったら★1をつけるというだけのことです。


 何が言いたかったのか、わからなくなったので──


 終わります。




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― 新着の感想 ―
男なら彼女の作った料理は苦手でも文句言わずに喜んで食えぇぇぇぇ! 喪男の怨嗟ビィィィィィム!(どかーん) 食物アレルギーは食事が命懸けになるヤバイ奴だから好き嫌いとは次元が違うかと。 好き嫌いがある…
好き嫌いがない~特に好きなものもない > それって自分の偏食を正当化したいだけの、まともな理屈にならない屁理屈じゃん(`・д・´) それが解っていて言いくるめようとしているのか、解らずに信じ込んでいる…
おおっスタンディングオベーション!! 素晴らしい言語化!素晴らしいエッセイ!! そうですよね。寛容なのと、どうでもよいは全く別物。 しいな ここみ様はグルメです! ちなみに私は、食べ物にこだわりが…
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