好き・嫌いがないのと『特別好きがない』は違う
私は食べ物に関して『好き・嫌い』がありません。
なんでも食べられます。竹蟲の素揚げ等のゲテモノは除いて──
以前、付き合っていたひとが、好き・嫌い王子でした。
私がおからの煮物を作ると、「ごめん。俺、これ食べられないんだ」と言われました。
他にも魚の目玉が嫌い、野菜が嫌い、納豆が嫌い、梅干しが嫌い、もずくが嫌い……
どれも人間の食べ物なんだから、口に入れることぐらい、できるでしょうに──
まぁ、私は食物アレルギーがまったくないので、他人の気持ちがわからないのでしょうね。
そのひとに言われたことがあります。
「おまえは好き・嫌いがない。それはつまり、嫌いなものもない代わり、特に好きなものもないんだよ。嫌いなものがないのはご立派だけど、好きなものもないなんて、悲しいよな」
あのね……
『好き・嫌いがない』というのは──
単に『なんでも食べることはできる』というだけで──
『好きなものがない』ということではないんだよっ!
白いケーキが好きです。イチゴとかは特にいりません。イチゴが邪魔だからです。真っ白な生クリームとスポンジだけの、シンプルなケーキが大好きです。だからといってイチゴのショートケーキが嫌いなわけではありません。食べられます。ただ、それよりも、イチゴの入らない真っ白なケーキが好きというだけです。
きのこが好きです。特に好きなのがしめじです。だからといって、しいたけは食べられないというわけではありません。干ししいたけを戻したやつなんて味が濃くて最高ですよね。でもそれよりもしめじはもっと好きなんです。鍋に入れるなら断然しめじです。パスタの具にも断然しめじです。でもしいたけでもべつに構いません。冷蔵庫にしいたけしかないなら、パスタの具はしいたけにします。
おちゃけはブランデーが一番好きです。甘くて、甘すぎなくて、深い味わいが最高に私を文豪にしてくれます。でも安いブランデーだったらウィスキーのほうがいいです。ぐいっと喉で飲みたいならビールがいいです。寒い時期にあっためて飲むのに一番いいのは日本酒です。安さでいえば焼酎最強ですよね!
そんなふうに──
特別好きなものはあるのです。
ただ『好き・嫌いがない』というのは、その特別に好きなものでなくても、なんでも口に入れることはできて、そして楽しめるというだけです。
『嫌いがない代わりに、好きなものもないんだろう?』
『なんて寂しいやつwww』
そんなことを言われるいわれはありません。
私には好きなものも、大好きなものも、あるんです。
嫌いなものもありますが、口に入れることもできないなんてことはないだけです。
『嫌いなものは受けつけない』『口に入れることもできない』とは違う、というだけです。
なんでも口に入れます。
そして、最高に美味しかったら★5をつけ、まぁまぁだったら★3、ちょっとアレななと思ったら★1をつけるというだけのことです。
何が言いたかったのか、わからなくなったので──
終わります。




