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【エッセイ短編集】あるあるなイライラ話や疑問を自分の為に都合良く解釈する所  作者: 杉崎 朱


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【エッセイ短編】男尊女卑とは〜お茶汲みは女性の仕事という昔話の件について


 うまく話がまとめられるかはわからないのですが、今の社会について疑問を持ったので書こうと思いました。まず何を疑問に思ったかというと、日本の出生率が下がっているなどいいますよね?でも、女性社員を会社の幹部に!(管理職?)とか言う話が出てますよね?そうしたら、上の立場になったら結婚はできても出産・育児休暇とか仕事休んだりしづらくないですか?出産率下がって当然ですよね?だって産めるのは女性だけです。その女性が仕事しちゃってるんですよ。物価も上がり続けます。5年前と比べて1.5倍にはなるでしょう。子供が欲しくても生まれた子供に掛かるお金を捻出できるかって話です。


 責任のある立場って、休み取りにくいって感じるのは私だけですか?私は会社の役員ではありませんが、一応部署を任される程度でしたが、責任者をすると非常に休みづらいのです。出産どころか結婚もしてないのに。ただの休みすら休みづらく、なんなら人の代わりに出勤する事の方が多く月の休みは5回取れれば多い方。


 もちろん、人員の確保がしっかりと出来ている会社ならそれも可能でしょうし、『制度を使って何が悪い!』と休みをぶんどれる性格なら良かったのでしょうが、私はそれでも出来ませんでした。自分の抜けた穴と言うのは、大きいと思っていたからです。


 もちろん、『私がいないと』なんて大それたこと考えてません、結局会社なので、誰かが代わりにやるんです。しかし、役職者が突然抜けると他の人に迷惑がかかるじゃないですか。と思う性格でした。あと、『やっぱり女には無理だったか』と思われるのが悔しかったんです。

 そうやって仕事しすぎて体を壊してしまったのです。


 そして、家から5分も外出ができない私は、外出できないんだからと家で勉強です。壊してしまった体を治す方法、自分の働くうちに凝り固まってしまった思考の土台崩し。そうやっていろんな人のいろんな意見を取り入れて自分なりに考えました。

 今でもまた新しく人の考えを取り入れています。きっと今後も取り入れるので、今回書くのはあくまでも『今の私が感じている事』です。


 すごく前置きが長くなりました。本題に入りましょう。




 【さて、いつから女性は自ら地獄へと飛び込むようになったのでしょう】




 何が地獄かって?男性と同じように働いて、自分が設立した会社でもない会社の管理職という辛い仕事をして、自分に鞭を打ち続けるんです。地獄じゃないですか?

 矢面に立って、男性と同じもしくはそれ以上の仕打ちを受けた事も私はあります。確かに仕事に誇りを持ってました。どこかで勘違いしたんでしょうね。もしくはその立場を任された自分に酔ってしまったのかも知れないです。だからこそ、辛くてもその肩書きが欲しかったのかもしれません。

 

 もし・・・なんて言葉を使っても仕方ないですが、もし私が今も働ける体であったらまだバリバリに仕事をして、男性と同じように働いて、いい成績を出した時は『どんなもんだい!』って顔して表彰されるんでしょうね。


 で、今体を崩したからこその意見です。

 お茶汲みして給料もらえるなんて幸せだわ。

 と思います。



 そもそも女性の仕事が雑用に近いものだったり、お茶汲みだったりなどは、《女性に対して配慮しての仕事内容だったのではないか》と言うこと。

 女性に子供を産んでもらい、育児をしてもらう。だから、抜けても問題ない仕事をしてもらう。それが事務仕事やお茶汲み。それって、突然抜けたとして他の従業員にも、そして子供を産む予定の女性の体にも、"負担"にならない業務内容ですよね?


これなら運動不足はあれど、負担が大きすぎて体調を崩すことは少ないのではないでしょうか?


 と言うことで、上記にもありますが【女性を卑下していたのではなく、元々は女性に配慮された業務内容の設計だったのではないでしょうか?】


 それがいつからか変わってきたのだと思いました。それは、日本は義務教育があり男女共に受けています。高校も大体の人が行きます。そして大学まで通う人もそれなりにいます。


 男性と同じ教育、知識を吸収できるんです。そして性別の違いでまた生まれる発想も違う。

 確かに女性の視点や発想が良いとされるものもあるでしょう。ですが、女性は出産や育児があります。結局そうなると、男性が社会に残り続けるんです。あぁ、これは昔の話です。今増えている男性の主夫の話は少し置いてください。

 そうやって頑張って社会で活躍し続けてくださった女性のお陰で、今私たちが便利なものって沢山あると思います。なので全否定をするつもりはありません。ただ、それは本当に”やりたい”と言う純粋な熱意と希望と探究心と楽しさがあって、体や心に無理なく行えるのが本当は一番いいですよね。



 きっと、聡明な女性がお茶汲みをしていて

 (この人なんでこんなに仕事できないんだろうなー)って思ってる男性に

「おい!茶がねぇよ!淹れろよ気が利かねぇな!」

 なんて言われたのが『こんな人より良い仕事ができるのに!女性ももっと社会に、更には上に!』と言うきっかけだったのかも知れません。


 そう言って生まれた言葉が【男尊女卑】だったのではないだろうか。


 少し前に戻りますが、私ががむしゃらに仕事をしている時に感じたと書いた

【『やっぱり女には無理だったか』と思われるのが悔しかったんです。】と言う感情。

 今思えば、体力があるだろうと思われる成人男性20代〜40代の男性ですら毎日ぐったり疲れる仕事を女の私も同じように働いていたわけです。

 女にでも出来るやつはいるんだ!と思ってもらいたかったのでしょうけど、そうです、最初から無理な仕事なんです。男性と女性では体の作りが違いますから。

 特に、私が責任者の時には、今ほど『女性を〜』と言う風潮ではなかったですし、勤めていた会社では当時女の責任者は私だけでした。だから、『女性でも出来る責任者の設計』がされてないんです。

 ちなみに、辞めたその会社では今、女性の責任者がどんどん増えています。まぁ、労働基準法もその間に変わりましたから、私がやっていた時に比べたら楽になるシステムの導入もされたようなので、以前よりは少し楽に出来ると思います。


 さて、事務作業と言う雑用とお茶汲みが男尊女卑だとネットに書かれていたので気になって考えたので書きました。


 きっと、女性を助ける、気遣いの制度がいつしか受け取り方が変わってしまい、今のような社会になったのではないだろうかと考えてます。


 当時の男性も男性で、女性の為の制度だったのに、その制度を理解出来ていない人が居たからかもしれません。

 虫のいどころが悪くて言葉を発してしまった人が居たのかもしれません。

「お茶汲みだけで金もらえて良いよな!!」

 時代が変われば、誰の為の何の制度なのかわからない人が出てきてもおかしくはありません。


 "事務"や"お茶汲み"は【男尊女卑】などではなく、本来、女性を気遣う為の制度のようなものだったのではないだろうか。

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