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【エッセイ短編集】あるあるなイライラ話や疑問を自分の為に都合良く解釈する所  作者: 杉崎 朱


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【エッセイ短編】0か100の人の考え方(ゼロヒャク)

 ゼロヒャクだよね。


 と、言われたことのある私です。自覚もあります。


 ゼロヒャクの人の思考が全部同じではないですが、傾向と対策として私を一例に出します。


 ①望んだもの以外ならもう要らない

 ②人に迷惑をかけるならもう良い


 大体これです。


 補足がないと、固執、執着心の強すぎる我儘なただの暴漢ですね。


 そして、結果にこだわりすぎるあまり、”途中経過”を無視する、無かったことにする、価値を感じない、なんとも思わないわけです。


 ですが、その欲しい結果や目的のためにかなりの労力や精神をかけてるわけです。もしくは、何をしたわけでもないが、あまりにも"想い"が強い。強すぎるが故に思った通りに行かなかった時、突然手のひらを返したかの如くもう

全てがどうでも良くなってしまうのです。


 ①の【望んだもの以外ならもう要らない】

 は、あまり人に迷惑をかけることではありません。しかし、迷惑とは違いますが嫌な思いをさせてしまうことはあるかもしれません。子供で例えると、欲しかったりお願いされていたおもちゃや品物が手に入らなかったとしましょう。代わりのものを買ってこられても納得いかないんです。

 最近では、小学生の女の子は紫色のランドセルが多いですね。ちょっとびっくりしました。そう、紫色のランドセルが欲しくて欲しくて仕方なかった。そして親がプレゼントしてくれるっていうから楽しみに待っていた。

 しかし買いに行った親がどの店に行っても紫色のランドセルが売り切れていて、別の色にしなければならなかった。今はランドセルを予約する時代なのかどうかは知りませんが、気に入った型や色のランドセルが手に入らなかった。仕方ない。多少似た配色のピンクのランドセルを買って帰ったとしましょう。

 子供は絶望です。紫色のランドセルが欲しくて仕方なかったのに、ピンクを渡されたのです。紫じゃないなら嫌だ!ピンクなんてそんな色使いたくない!!


 これと一緒です。いやいや、何言ってんのそれは子供だからでしょ?そんな子供じみたことを高校生でもして欲しくないのに成人がするんですか?と。

 

 はい、します。


 仕事内容がどうしても受け入れられない時は、子供のように泣いて喚くことは致しませんが、静かに首を横に振ります。しっかりと相手の目を見て『お受けできません』と言います。でも会社って、社会ってそういうものじゃないですよね?でも受け入れられない事実を叩きつけられたのです。人事異動という。ちなみに打診も面談もありません。確かに会社に勤めている以上は会社の意に従う義務はありますが、打診もせずにいきなり人事異動で10日くらいまでに『他の部署に行ってくれ』はないでしょう。こちとら責任者をやっていたわけです。それにお得意さんだっています。連絡先を知らないお得意さんだっています。ご挨拶もできないですよ。私も人間ですし、部署にとても思い入れもありました。それを、異動まで半月とない日数で言われたのです。納得行きません。私をこの部署に残してください。首を縦には振りませんと何度も言いました。


 それが叶わぬなら、辞めます。


 そう言いました。はい、これです。叶わぬなら、【望んだもの以外ならもう要らない】だからこそスパッと会社を辞めると言ったのです。その後、業務時間になり、私が居ないことで他の従業員がかなり厳しい状況になってしまったため、その一時を助けるために私は一刻も早く話し合いを終わらせる事を優先して、異動を承諾しました。


 そもそも朝のバカみたいに忙しい時間に来て、責任者の私を駆り出して、突然部署異動の決定事項の報告だけに来たのです。これ、事前にいかにもやりようありますよね?しかし、私が実際人事異動をする側になった時、

『あぁ、こんなに急に決まるんだ』とは思いました。だからこそ、せめて早く伝えることと、サポートやバックアップを早急に行う様には助言をしました。それが、体験、経験した私ができるただ一つの事でした。


 そう、私はそれほどまでに自分の部署に固執していたのです。愛着があったといえば可愛らしい表現でしたが、自分が一から作り上げた部署を離れてくれとは会社も酷く残酷だなと感じました。なので、残りたいという私の希望をわかってもらうために。また、それだけの覚悟だということも含め、『この部署でできないなら辞める』という、ゼロヒャクの意見です。


 逆にいうと、その部署にそこまでして残りたいと思うほどの価値があったのです。あくまで”私には”ですけれど。それが叶わぬなら会社に残っていても”意味がない”と思ったのです。


 突然のゼロヒャクの裏には、それほどまでにその対象に対して価値を感じているわけです。


 なので、紫色のランドセルが、この世で一番素晴らしいランドセルだと、その子供は思っているわけです。何よりも素敵なのが、紫色のランドセルなんです。ピンクや水色のランドセルは、その子には無価値同然なのです。価値観というのは人によって違うものですから、難しいですよね。きっと、年代や地域が違えば、『紫色のランドセルなんてあり得ない・・・絶対水色がいいでしょ』っていう価値観の人もいるわけですから。


 続きましては②です。


 【人に迷惑をかけるならもう良い】


 これは、人間関係を断つ時に現れます。もちろん、喧嘩してただ腹が立ったりして人間関係を断つ事もありますが、人が自分の事を言っており、それが人づてに自分の耳に入った時。


(あ、あの人たち、私のことそう思ってたんだ)


 と思って、じゃあもう関係を切ろう、断とう。と思うのです。

 えっ!ちょっと待って!ちょっと言われただけで?!って思う人もいるでしょう。


 はい。そうなんです。ちょっと言われただけでもです。

 もちろん、すぐに切れる関係性かどうかにもよりますよ。会社で同じ部署ならそれは難しいですけど、学生なんてクラスが一緒でも日頃から付き合う人を変えることはあるじゃないですか。大学生ならクラスはほとんど関係ありません。それに、学生は卒業したら意識して連絡を取らない限りは勝手に人間関係は淘汰されていきます。


 で、すぐに切れる関係性だったとしましょう。そこでなぜ切るのか?



 《悪く言われた時、腹が立つだけではないから》

 

 腹が立つだけなら良いのですが

 (そういうふうに思ってたんだ。)とか

 (じゃあ、この間のあの時言った言葉はどう思ったんだろう)

 とか色々思い出したりすると出てくるのがこちら



 【羞恥心】でございます。

 この羞恥心を強く感じる人、プライドが高いかどうかは関係するかは私にはわかりませんが、羞恥心を強く感じた時、もう関係を切りたいと思うのです。そう、今までは仲良くやっていこうと思っていたベクトルと反対方向にメーターが振り切っちゃうんですよ。なので、スパッと切ってしまうのです。しかも、そういう人間関係に限ってなんか変に気を遣わなければならなかったりしてたんですよね。


 あれだけ気を遣って、なおかつこちらが嫌な思いをしてまで相手方を優先したのに、そういう風に思ってた?そういう風に感じてた?全然歓迎されてなかった?じゃぁ、あの時の態度は嫌がらせだったのか?

 どんどんマイナス思考が溢れていきます。それと共にどんどん羞恥心も増していきます。


 歓迎されずに、羞恥心を感じるような人たちとこれからも一緒にいたいと思いますか?


 それは思わないでしょう。

 だから、スパッと切るんです。相手にも迷惑をかけていた。こちらも不快で羞恥心が溢れてきた。

 だから人間関係を切るんです。相手からしたら、いつもの陰口を言ってるだけだし時に気にもしないでしょう。あ、あいつ来なくなったねってそれだけです。


 それが、いきなり起こるのです。だからゼロヒャクと言われるのです。

 それまでの友情みたいなものも、楽しかったこと、共有した感情も《全て嘘だったんだね》と自己完結してしまうのです。だってそうじゃないですか?多分この考えがわかる方はゼロヒャクの思考に理解がある方か、ご自身がゼロヒャク思考の方です。


 ご理解頂けない方は、そのままでいてください。その方がきっと生きていて楽だと思います。

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