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 もしもわたしがおばあちゃんになっても

 わたしを愛してくれますか?

 もしわたしが大変な病気になっても

 わたしを愛してくれますか?

 もしわたしがあなたのことを忘れてしまっても

 わたしを愛してくれますか?

 もしもわたしが……。

(そこまで言って、涙が溢れて、わたしの言葉は途切れてしまった)


 世界で一番あなたのことを愛しています。(ようやく言葉が話せた)

 この思いは誰にも負けません。

 とても長い道があります。

 とても長くてひねくれている曲がりくねった迷い道です。

 わたしは、その道をあたなと二人で歩いていきたい。いつも一緒にいたいんです。


 みずあめはひまわりの見ている世界を見たいと思った。ひまわりの見ている風景が見たいと思った。わたしたちは同じ街で生まれた。同じ時間に、同じ場所で、生まれて成長して、ほとんど同じ景色を見てわたしたちは育ってきた。

 それなのにどうしてこんなにもわたしとひまわりは違うのだろうとみずあめは思った。

 みずあめの見た目とひまわりの見た目はよく似ている。それは偶然ではなくみずあめがひまわりに憧れていたからだった。だから見た目はよく似ている。でも中身は全然似ていなかった。(当たり前だ。わたしたちは違う人間なのだから)

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