森の中で
結構真面目に頑張って書いた。
「次で4つ目。いや、ちょっと落ち着くか。」
ふと思いつき、一旦近くの森に落ちる。
「ふむ、いや、メモからやるか。」
そう呟き右手を開いて魔力を展開し、魔術を構築する。
手動、いや自動のほうがいいか、音、映像だな、いやリソースが持たないか。となると、いや、これは2つの方がいいな。だから、で...
〜〜〜
「ひとまずある程度は思いついたから、あとは纏めるか、?」
突然遠くの方から高密度な魔力の塊が木々を抉って飛んでくる、が、
【結界・合】
既に周囲10数mに、闘気は結界の修復のために吸収し、呪力と霊力は霧散させ、魔力は吸収して侵入しようとしてくる物質を絡め取る結界を展開してるので問題ない。
「さて、続き続き〜」
やっぱこういうのは映像音声を記録できるのとシンプルに文字で記録できる2つほしいよな〜。
「まずは映像の方を、と」
今度は人型の何かが結界内に入ってきた。しかも一部を壊して。まぁすぐに修復されるけど。そして人型の何かは俺に近づこうとするが、周囲数mに魔力とかそこら辺の力を吸収して物理的な力を全て吸収できる結界を張ったので関係ないけど
【自動化+映像記録+音声記録+保存容量拡大+複合+整理+合一】
「ふぅ、よし、できた。名前は、こうでいっか」
【自動映像記録】
「さて、あんたらはなんなんだいったい」
魔術を構築している間に人型の何かが周囲10数m内に10数体存在して更にそれより内側の2個目の結界内に数体存在する。
「さっきから人の結界バカスカ壊しまくりやがって、そろそろ殺すぞ?」
俺のその言葉に怯み、たじろいだのは6。落ち着いてるのは4。残りは激情して襲ってくる、か。
「やめとけ。最後の結界はお前らにゃ破れねえ。最低でも最初に撃ってきた矢の20倍の速さと10倍の魔力を込めた威力くらいじゃなきゃな」
その言葉で全員が多少はたじろぐ。
「さて、さっさと用件を話してくれねえかな。お嬢さん?」
とりあえず目の前にいた黒装束の女に対して話しかける。
「ならば、まずはそこからでてこい」
「んじゃほい」
警戒しているようなので、とりあえず全ての結界を解く。するとすぐに全員が襲いかかってくる
「はぁ、沈め」
とりあえず魔力の圧で殆どのやつを潰す。とっさに気づいて瞬時に魔力を上空に固めた者は無理だったけど。
耐えた数人は俺から見てちょうど周囲5mくらいで止まって俺を注視している
『『『『四陣結界!!』』』』
「ッ!?」
周囲で止まってた数人は魔力を展開し俺をこの場から動けなくする。
「アハッ、でもそれだとお前ら攻撃手段ねえぞ!どうすんだよって、あれはやべえ!」
更に遠く、おそらく最初から練ってたのだろう。最初の一撃目が飛んできた方向から莫大な魔力を纏った何かが飛んでくる。
「おいおいこれじゃあお前らも巻き込まれるぞ!って意味ねえよなァ!お前らみたいなやつって自分の命より大事なもんのためにやるもんなぁ!アハハハッ!相っ変わらず俺にゃそういうの理解できねえよ!!!」
【暴風の龍影】【灼熱の流炎】
風の魔力を高密度で纏め上げ、莫大な魔力を纏った物体が飛んでくる方向に螺旋状に投げつけ、その方向に灼熱の炎を放つ。
灼熱の炎は風の流れに従い、莫大な魔力目掛けて流れていく。
「アハハ!お前ら見ろよ!この炎!熱いだろ!!飛べ!!!」
魔力の塊を飲み込んだのを確認し、俺の言葉に従い、風の魔力を上空へ、それに従うように灼熱の炎も上昇する。
「紅煉の如きの龍が、暴風に従い、上空へと飛び立つような...」
先程質問した女が、溢した言葉。
結構いいね。この技は灼熱の龍影にしよ。やっぱ実戦でこそ技ってのは出るよね。
「さてお前ら、まだやる?」
俺の言葉に一番体格のいい男が反応する
「ほざけ。貴様は今の魔法を放つので既に魔力はないだろう?結界は破られたが、我らが力を合わせればどうとでもなる。」
「そう思う?んじゃ、やってみるか」
俺の言葉を皮切りに、全員が瞬時に襲いかかってくる。
先程のポエミーな嬢ちゃんも、ガタイのいいやつも、全員がその場で姿を消し、襲いかかってくる。
数名で組み、前後左右からナイフら拳やらで、上空からは矢も放たれてくる。しかも結構いいコンビネーション。常に俺が誰かに対応するよう戦ってる。うっぜえ。
〜〜〜
数十分戦ってたけどそろそろ飽きてきた。もう暗くなってるし、はぁ、ウザ。
「闇溶」
そう呟くのが聞こえた瞬間、その場の全員の音が、魔力が、気配が完全に消えた。
「ッぶね!!」
完全に気配を消してやがる。そのくせにさっきよりも攻撃が重いしはええ!とりあえず、逃げ
「ッ!?」
四陣結界!?いつの間に、いや、これはおびき寄せられたってとこか。
「なぁお前ら。ここまでやられるとは俺も流石に思ってなかった。最初に襲ってきたことは水に流すからそろそろ攻撃やめてくれねえか?じゃねえと俺もマジでやらなきゃいけなくなる」
俺の言葉に、一瞬の動揺は感じられたが、誰一人として攻撃をやめる気配はなく、むしろ激化してるような。
「はぁ、じゃあもういいよ。何人かは死ぬかもだけど、お前らから始めたもんだし、覚悟はできてるよな?」
俺の問いには誰も答えてくれず、代わりに正面からは高密度な魔力を纏った物体が高速で飛んできて、ナイフが3方向から斬りかかってくる。
―ガキィンッ―
が、ナイフは折れ、魔力を纏った塊はその魔力ごと素粒子レベルまで分解される。
「最初っからてめぇらの攻撃なんて意味ねえんだよ。ただ、ちゃんとした実戦ってのは積んでおきたくてな。まぁお前らには関係ない話だ。」
刀を取り出し、莫大な魔力を、炎陽や龍影に込めた魔力よりも更に膨大な魔力を纏わせ、邪魔な結界を斬る。
「さてお前ら、逃げられると思うなよ」
【結界・縮】【魔力開放】
球状に結界を展開し、縮めながら結界内を魔力で満たす。魔力は物質を透過しない、つまり、結界内を自分の魔力で満たして、魔力がない場所には何かある。更にそこに気配がなけりゃ必ずこいつらがいる。
ただ結界を縮める時、周囲の木々まで一緒に持ってきたら困るから人型かそうでないか、武器の有無、衣服の繊維、魔力や呪力等々、そういうのを判断しながら縮めていく。その間にも各種様々な手段で攻撃をしかけてくる。意味もねえのにようやるわ。
「見つけた」
周囲100mで結界の収縮を止める。そして結界内に存在する全ての人型の生命体も確認した。
【居合・雷斬】
雷が轟くような音を響かせながら、確認した人型の首を高速で斬る。
「チッ、何人か逸れたか」
高速で首を切って周り、逸れた者は首を押さえながら苦痛に顔をしかめ、それ以外のものは切られたことにも気づかず首を落とした。
「まぁいいや。今回のこと聞きたかったし」
なんか最近めっちゃ寝てて今も眠い。あとスマホが本格的に壊れて電話できなくて軽く絶望中。