57.PS1・2他『幻想水滸伝』(2)
『外伝 Vol.1&2』(PS1)
ジャンル:ADV/長さ:そこそこ/オススメ度:★★★★☆
アーカイブス:なし
正式名称は幻想水滸外伝。
続きものなので2作品まとめてレビュー……といきたいところですが、記憶がおぼろげな上、参考になりそうなものも見あたらないため、あっさりといかせて頂きます。
主人公は青年・ナッシュ・ラトキエ。
主に彼の視点で『Ⅱ』の裏側を描いた作品です。
OPは全編アニメーションで作られていて、1も2も非常に美しい。
発売当時は本当に感動しました。
アドベンチャーとしてもきちんと楽しめる出来でしたし、ナッシュの性格も好きでしたね。もちろんヒロインのシエラも。
一枚絵も良かったのですが、やはりネックはコンバートでしょうね。
『1』からしっかりセーブデータを残しておかないと全ての絵やイベントが揃えられない仕様は、あまりにキツ過ぎませんかね……?
『Ⅲ』(PS2)
ジャンル:RPG/長さ:長め/オススメ度:★★★☆☆
物語の舞台はゼクセン連邦とグラスランド。
グラスランドに住む族長の息子ヒューゴは和平のために町へ向かうが、良い結果を残せなかった。
その上、帰還してみると村は襲われており、彼は復讐を誓う。
一方、ゼクセンの騎士であるクリスもまた、現状に疑問を抱く一人で……。
メイン3人とサブ1人のシナリオを交互に進めていく、シリーズ第三弾。
PS2に移行し、グラフィックも3Dに変更されています。
この「交互に」というやり方は好みが分かれるでしょうね。
私はゲドというキャラが好きだったのですが(次にトーマス)、物語をある程度進めると他のキャラのシナリオを進めないと続きがオープンされなくてヤキモキしていました^^;
他の主人公達も好きではあったのでクリア出来たものの、この方式で投げてしまうプレイヤーも居そうだなと思っていましたね。
シナリオは『1』から続く内容であるため、いきなりこの『Ⅲ』から始めるのはあまりオススメしません。
出てくるキャラクターは魅力的ですし、ストーリーや本拠地づくりも面白かったので、プレイされるならじっくり取り組んで欲しい一作です。
このシリーズは本当に沢山出ているのでまだまだ続きます。




