55.PS1『フェイバリットディア』
レビューの前に。
私はこのシリーズが物凄く好きです。
CDを買って、画集も買って、友人と布教本を作ろうかと本気で思案し合ったくらいには好きですw
超マイナーなのも分かっています。
このレビューで一人でも興味を持ってくれる人が居たら良いなぁ……というわけで始めましょう♪
『1』&『円環の物語』
ジャンル:AVD?/長さ:長め/オススメ度:★★★★☆
アーカイブス:あり!
主人公・ラビエルはアカデミーを卒業したばかりの天使だったが、大天使ガブリエルに命じられ、地上であるインフォスに降りる。
どうやらそこは時空が歪められ、人間達は同じ時間を過ごしている様子。
主人公は妖精の力も借りながら勇者をスカウトし、問題の原因を探って解決に導くことになるのだった。
ジャンルをアドベンチャーにしていますが、ネットで調べるとシミュレーションRPGになっていますね。うーん、これは迷いどころ。
簡単に流れを説明すると、プレイヤーは勇者をスカウトし、妖精が見つけてきた事件の現場に向かわせて解決させる、というゲームです。
つまり戦うのは人間の勇者であり、プレイヤーは回復などの補助を行う程度なんです。
それって面白いの? と思われるかもしれませんね。でもこれが結構スリリングです。
それに、予定を立てて進めていく過程には戦略性があって忙しくも楽しいです。
勇者には騎士や姫、医者や踊り子などの色々なタイプが居て、キャラ絵もPS1作品にしてはかなり綺麗な方だと思います。声も入っていますよ^^
天界で武器を買って勇者に渡したり、好感度を上げて様々なイベントを起こしたり。
主人公の性別は選べるので、男女どちらでも楽しめるはず!
ただし、『1』は難易度が高めなので初心者にはオススメしません。
出来れば、このあと紹介する『2』から始めて欲しいですね。
ちなみに、『円環の物語』は追加要素を加えたバージョンです。
現在アーカイブスでプレイ出来るのはこちらなのでご安心を。
『純白の預言者』
ジャンル:AVD?/長さ:そこそこ/オススメ度:★★★★★
アーカイブス:あり!
勇者を導き、見事インフォスを救ってから数年後。
今度は大天使ラファエルに呼び出され、人間界を救って欲しいと依頼される。
そうして主人公は地上・アルカヤに降り、またも妖精達と勇者探しを始めるのだった。
基本的な流れは前作と同じですが、全体的にシステムが向上していてプレイしやすいのが特徴。
『1』がターン制だったのに対し、こちらはリアルタイム進行になっています。
難易度も優しめですし、プレイ時間も短め。
前作を知らなくても楽しめるので、興味があれば是非こちらからプレイして欲しいです。
こちらの勇者は不良な教皇候補や女騎士、魔術師の兄妹や王子、吸血鬼など。それぞれ個性豊かで誰を選んでも楽しいです。
……当時、見た目で一番好きだったのはラファエルなんですけどね(笑)。
『1』以上に絵が綺麗で好みで、やはりドハマりして何周もしました。慣れれば一周が3日で終わるんですよ。
とにかく一度チェックして欲しい! そんなゲームです。
レビューしたらまたやりたくなってきました(笑)。




