42．PS2他『グローランサー』（１）
ここからは主にPS２以前のソフトをシリーズごとに紹介していきます。
シリーズを紹介し終えたら、再び単品紹介に戻りますのでご了承ください。
まず最初は、４でもご紹介した「グローランサー」です。
こちらはPSで１が、PS２で２～６が発売されています。４にはOAD――オリジナルアニメDVD付きのファンディスクも出ており、更に１と４はPSPにリメイク移植もされています。
こちらでは２以降をレビューしていきますね。量が多いので２作ずつ、計３回に分けたいと思います。
『２～The sense of justice』
ジャンル：RPG／プレイ時間：かなり短め／オススメ度：★★☆☆☆
主人公のウェインは誉れある騎士「インペリアル・ナイト」を目指してバーンシュタイン軍に入る。
ある日、元同僚で政治家の道へと進んだ友人の依頼を受けたことで、部下共々とある事件に巻き込まれて……。
１より少し後が舞台の続編作品です。
シリーズで唯一フィールドがなく、マップを行き来するだけのなんともスマートな仕様。
話が途中で複数に分岐する手法は面白いものの、そのためもあってか総じてとてもシナリオが短いです。スリルはあって面白いんですけどね。
１のキャラが多数登場するため、前作が好きだった人向け。ファンディスクとしては良い出来かと思います。
このシリーズには毎回主人公のお供妖精が出てくるのですが、２だけには居ません。そこがちょっと寂しいですね。
あとは……投げナイフ使いのハンスさえしっかり育てておけばなんとかなる「ハンスゲー」です＾＾；
特殊な装備が必要とはいえ、「転移する投げナイフ」ってチート過ぎません？
『３～The dual darkness』
ジャンル：RPG／プレイ時間：そこそこ／オススメ度：★★★★☆
太陽の光が弱まり、衰退の一途を辿る世界では、残された物を巡って人々の争いも絶えない。
そんな中、議長の娘アネットは道端に倒れている青年・スレインを助ける。しかし目覚めた彼は記憶喪失だった。
スレインはアネットの手伝いをして旅をするうち、闇の妖精ラミイと知り合う。どうやら彼女は自分にしか見えていないようで……？
１や２よりもずっと過去の世界が舞台です。
シリーズ独特の戦闘が存分に楽しめるのが今作。過去の話なので、既存のシリーズを知らなくても十分楽しめます。
男女ともに登場キャラが魅力的で、グロラン未経験でPS２をお持ちならココから入るのがおすすめ。
メインヒロイン（アネット）の声が、かないみかさんなのもポイント高めですが、メインテーマも歌っているモニカちゃんが可愛過ぎます。しかも投げナイフ使い。
２よりは調整されていますが、やっぱり投げナイフ（転移付き）は最強です……＾＾；
次回は４と４のおまけについてレビューします♪
