34.『テイルズ・オブ』詰め合わせ・PSP編
テイルズ作品は色々とプレイしているので、まとめてレビューしていきます。
今回はPSP編です。なお、残念なことにアーカイブスはどれもないようです。
『テイルズ・オブ・ファンタジア なりきりダンジョンX』
ジャンル:RPG/プレイ時間:そこそこ/オススメ度:★★★☆☆
GBで発売された「テイルズ・オブ・ファンタジア」(TOP)の外伝「なりきりダンジョン」第一弾のリメイク版です。
時間軸はTOPより少し後、双子のディオとメルと、その親代わりをつとめる妖精の冒険譚になっています。新キャラの追加もあります。
二人にはタイトルの通り、色々な職業に「なりきる」能力があり、コスチュームも沢山あって選ぶのが楽しいです。
TOP本編をプレイしたことがない人も、同時収録されていますのでご安心を!
本編キャラと共闘できたり、チャットも大量にあったりと、ファンなら買いの一本です。
私はGB版の方は途中で挫折してしまった人間(2と3はクリア済)ですが、こちらは素直に楽しめました。
『テイルズ・オブ・ザ・ワールド レディアントマイソロジー』1~3
ジャンル:RPG/長さ:それなり/
オススメ度:1★★★☆☆/2★★★★☆/3★★★★★
テイルズ歴代のキャラが登場するお祭りゲーのシリーズです。
1→3へとシリーズが進むごとに登場キャラが増えていき、世界樹の化身である主人公=プレイヤーのキャラメイクや職業の種類が豊富になっていきます。
スキットも量・質ともに向上していきますよ。
どのシリーズでも基本的にはギルドの一員として依頼をこなしていく流れです。そのため同じダンジョンに何度も入ることになり、飽きてしまう人はいるかも。
そこは空いた時間に出来るPSPの手軽さと、帰りは一瞬で戻れるシステムでカバーでしょうか。
頑張ってラストまで行けば、クリア後のオマケシナリオなど特典は非常に魅力的です。
なお、どのシリーズからプレイしても大丈夫になっていますが、やっていると「おお」と思える展開があります。
1はシステムが未発達でストレスを感じますし、これから手を出すなら2や3をオススメします。
あ、最後に……カノンノ最高! 4希望!
『テイルズ・オブ・バーサス』&『ヒーローズ・ツインブレイブ』
ジャンル:対戦・アクション/長さ:短め/オススメ度:★★☆☆☆
テイルズでは珍しい対戦ゲームとアクション。
こちらもお祭りゲーで、主にシリーズ中の人気投票の上位キャラが出演しています。
良い点はシリーズを超えたキャラの会話が多いこと。
特にPS2のファンダム2で物足りなかった人には好感が持てるかと。
基本的にストーリーがスキットで進むので、サブイベント以外がフルボイスなのも嬉しいですね。
対戦と言っても今までの操作が通用しますし、難易度も選べて親切設計。
誰ですか、バーサスのことを「スマブ●だろ?」と言っている人は……シーッ!
イマイチな点は、複数のシナリオがストーリーの特性上似たり寄ったりなところ。途中で飽きてしまう人もいるでしょうね。
空いている時間にちまちま進めるのが正しい遊び方かなと思う一方、モチベーションが高い間に一気にクリアしてしまった方がよいかとも思えます。
正直、どちらも完全にファンディスクでテイルズを網羅している人向けです。少なくとも出演キャラを確認してからの購入をお勧めします。
レビューを書いていたらまたプレイしたくなるのですが、PSP本体の調子が悪いんですよね;




