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ゲーム好きがゲームについて好きに語るだけのレビュー  作者: K・t
第一部 新しめ?のゲーム編
3/191

2.PSP他『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』シリーズ

 ジャンル:ホラーノベル/プレイ時間:長め/オススメ度:★★★★☆

 ゲームアーカイブス:あり



 キャリア組の警察官・風海かざみ純也じゅんやは最初に担当した事件の直後、捜査一課から警察史編纂(へんさん)室へと左遷(させん)される。


 そこに舞い込んでくる事件は、どれも怪しげなものばかり。

 純也はそれらを科学的に捜査するか、オカルトを視野に入れて解決に取り組むか、いつも判断を迫られるのだった――。



 タイトルは「はやりがみ」と読みます。

 私は1と2をPS2で、完結編の3はPSPでプレイしましたが、他機種でも発売されています。

 このゲームの面白いところは、どのシナリオも途中で科学ルートとオカルトルートに分岐(ぶんき)する点。

 推理パートによって、どちらの思考で進めていくかを選択することが出来ます。


 ホラーは苦手、という方にはあえてオススメしませんが、民俗学がお好きな方にはオカルト情報満載の「データベース」はたまらないんじゃないでしょうか。

 有名なものからそうでないものまでが網羅もうらされていて、スタッフの底力を感じます。


 

 あとはヒロインの存在に触れずには済ませられませんね。

 一応、主人公の純也の相手役となる女の子は居ます。でもこのゲームをプレイして、彼女をヒロインだというプレイヤーがどれだけ居るのかは……はなはだ疑問。


 流行り神の真のヒロインは、年下の純也を(階級から)「先輩」と(した)い、血やオカルトが苦手で、甘い物が好きで、時に絹を裂くような悲鳴を上げる――相棒の小暮宗一郎・巡査部長です。

 外見はゴツイですし、武術もたしなむ人なんですけどね。とにかく行動が可愛すぎて……。


 異議を唱えたい方はプレイしてみて下さい。ぐうの音も出なくなるはず。



 そんな当シリーズですが、ボリュームアップした2の長過ぎるところが難点なのと、続編の「真・流行り神」のホラー度を上げ過ぎて年齢制限がかかってしまった点が、個人的にはマイナスでした。


 ただし、特に一本目の面白さ・完成度は保障します。ご興味のある方は、是非詳細を調べてみて下さい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 流行り神、聞いたことはあるんですけど実際のパッケは見たことなくて、さっき見てきました。 これは絵もいいですね! 中々興味がそそられます!
[一言] おはようございます。 流行り神は知りませんでした。ですが、民俗学の要素があると聞いて、興味が湧いています(^^) ただ、ホラーなんですよね(^^;) 嫌いではないのですが、以前クロックタワー…
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