表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VRMMOがきっかけで気が使えるようになりました  作者: 金色うさぎ
1章 気功使いは最強になる。
9/43

8話 アンジュ万能!

急にPVが倍になってるんだが......みんなどうした?

 取り敢えず武器を入手しないといけない。


 このゲームではチュートリアルとかで貰えるわけではなく...というかチュートリアル無かったし。


 実際に最初に貰った所持金で武器を購入する形になる筈だったのだが、俺は世界樹の枝を買ってしまったため、初心者の武器が買えない。


 と言うことはこの枝を誰かに加工してもらって木刀にするしかないが......鍛冶師でいいのか?

 ミスリルより硬いと言っても枝だ。当然燃えるだろう。

 鍛治師だと炉に鉄を入れて鍛金する形になると思う。


 じゃあギガスシダーの枝みたいに砥石とかを使って加工する細工師の方か?


 こっちなら火を使わないしただ削るだけだ。加工に心配はないが、1つだけある心配事は細工師が居るのかだ。



「アンジュさん、知り合いに細工師いるー?」


 さっきこの世界樹の枝を買ったエルフの都のアンジュさんのところにもう一回来た。

アンジュさんならこの世界樹の枝持ってたんだし加工の仕方はわかるだろう。


「また来たのか!......なんで細工師がいるんだい?」


 俺はそう聞かれて、ぽんっ!と世界樹の枝を取り出す。

「これを木刀に加工して欲しくて...」


「あぁ......私がやったげようか?」


「細工師なんですか?」


「違うよ。この世界樹の枝はそんじょそこらの細工師には加工出来ないよ!上位職業の錬金師じゃないと無理だね!そして!!!私の職業は!錬金師なのだぁ!」


 ばばばっと一呼吸で言い切ったアンジュさんは「ほら、枝貸してみな」と言って俺の手から枝を盗り、加工し始めた。


  ☆ ☆ ☆


 そのあと、ものの数分で木刀は完成した。


 出来た木刀は片刃だが日本刀ではなく、パッと見た感じだと、アルヴス・ルミナに見える。

 まぁ、あれも確か大聖樹の枝から作ったって聞いたし似たようなものが出来るもの不思議ではない。


「あ、お金...」


「お金は要らないよ。サービスだ。よくわからないものを買わせちまったしな。だが今後も私の店をご贔屓にな」


「はいっ!!」


 と俺は元気よく返事して、少しアンジュさんとお話しをしてから木刀を腰にさして店を出る。



 そこから1度冒険者ギルドまで行き、1番最初に受けられる依頼......《トビウサギンを討伐せよ!》を受けた。

 依頼理由は薬草を食べる害獣のトビウサギンを討伐してほしいらしい。




 俺は早速、ウサギンの草原に行くが......


「人が多い......」


 そう、人が多すぎたのだ。


 全プレイヤーが《トビウサギンを討伐せよ!》のクエストを受けているせいでこの草原にプレイヤーが押し寄せているのだ。


 そのトビウサギンもどんどんプレイヤーに倒されていき、ウサギンがスポーンしてもすぐにプレイヤーに狩られる。


 そのせいで草原に人が溢れかえっているのだろう。


「今日はもう落ちるか......」


 俺は冒険者ギルドに戻って依頼を失敗した形にして、無料で落ちれるギルドの施設で本日初のVRは終了になった。



  ☆ ☆ ☆



 現実に戻る。

 なんとも言えない感覚に襲われながらも俺は現実のいつも使っている身体に戻ってきた。


 ヘルスチェックみたいなのをしないといけなく、身体に異変がないかチェックする。

 特に異変はな......い?


「なんでまだ身体の中に熱いのが......」



 魔力だと思っていたその熱い塊は現実に戻ってきても俺の身体の中に存在した。



ギガスシダーは何のアニメの何かわかるかな?

アルヴス・ルミナもアニメで出てくる武器だよぉ。


上の2つは別のアニメだよ。



ギガスシダーの方が分かった人はブックマーク登録!

アルヴス・ルミナが分かった人は評価!

ちゅんちゅん丸が分かった人は両方よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ