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VRMMOがきっかけで気が使えるようになりました  作者: 金色うさぎ
1章 気功使いは最強になる。
5/43

4話 [2]

「ではキャラクターの生成は終了ですね。4日後の土曜日に始まりますのでしっかりきてくださいね。」


 そう言われて俺はVR空間から現実空間に戻る。



「美留香にRain送っといて...っと。もうこれでやる事は終わりかな?」


 美留香から言われていた事はやった。あとは情報集めくらいだけど...まぁそれはいっか!まだ時間はあるし!


 小説でも読むかぁー。読んでない本いっぱいあるし......


 俺は買ったはいいものの読む時間が無くて読めなかった小説に手を出す。

 最近読むモチベが無くて買ったはいいものの買うだけで満足しているのがたくさんある。

 買った本達は買った状態で部屋の入り口の横に積んである。

 だが、どれもしっかりとタイトル別に置いてあったため最初はどの作品を読もうかぺらぺらめくっていると...


「これ......出てたのか。」


 俺が1番好きな小説。『ダン○ョンに出○いを求めるのは間○っているだろうか』だ。


 その1番好きな小説も読まずに置いていたとは......


「しくったなぁ。」


 とりあえず1巻分だけ読む。その後はご飯の準備だな。


 この家には俺しか住んでないから自分で身の回りのことはしないといけない。


 なんでこの家に俺しか住んでないのかと言うと、両親が死んでしまって天涯孤独......というわけでは無く、単に両親が海外転勤でアメリカに行っているからだ。もう少し詳しく言うと父さんの海外転勤に母さんが付いていったと言う方が正しいか。


 ちなみに兄弟は姉が1人いる。なんの仕事をしているかはわからないけどお金はたくさん持っているらしい。下系ではないのはわかっている。

 前に泊まりに来た時に聞いた。



 あっ、お金は1ヶ月に10万程振り込まれるようになっている。

 そこに俺のバイト代を合わせて俺が1ヶ月に使えるお金は15万程だ。

 まぁ、それも生活費を入れれは大分落ちるけど。


「今回も面白かったな。...うん。もうこんな時間か...」


 本を読み終わって、俺は一階に降りてキッチンに立つ。冷蔵庫の中身を確認しながら、頭の中で何を作るか想像し......ひとまずやかんに水を入れて沸騰させる。


 その後は横の戸棚から緑色の表紙をしたラーメンを取り出しお湯を注ぎ込む。


 3分経ったら完成だ。




 安上がりだし!簡単だし!美味しいからいいよね!

 普段はちゃんと料理は作ってます!

 冷蔵庫の中見たらなんも入ってなかったんや。許して〜



 その後は風呂に入って寝た。以上。



 それから次の日の朝にじーさんの所に行って、その後学校。家に帰ってきて軽く何かして、夕飯作って寝る。

 これを土曜日まで続けて、今は土曜日の11時55分だ。


「よし!サービス開始まで残り5分!」


 サービス開始は12:00だ。たったの5分だがそれでも長く感じてしまう。


 残り1分になる。




「5!4!3!2!1!」



「リンクオン!」



 俺は4日前と同じような感覚に陥り気づけばVR空間に立っており、目の前には俺が作ったマネキンとその横に立っているこの前の美女AI。


「ようこそいらっしゃいました。AWへようこそ。」




RainとはSNSの事。



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