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VRMMOがきっかけで気が使えるようになりました  作者: 金色うさぎ
2章 精霊の花園
33/43

3話 鍛治師ガルド

「俺って結構気に頼ってたのか」


 実際に森へ行く間魔物と戦ってみたが、瞬殺とかは出来ずに少し戦い方を考えないといけない事が多かった。


 例えばヘビ...アナコングというクソ太くて長いヘビと戦った時はこれほどまで大きな敵と戦ったことがなく、試しに闇魔法のシャドウスピアを撃ってみたが、アナコングはそれを打ち払ってこっちに大きな口を開きながら地面を移動してきた。

 俺はそれをアクロバットスキルで三角飛びで避け、後ろからユグドで頭を打ち、怯んだところをユグドでフルボッコだドン!してそれでアナコングは倒せたが......


「1人だと結構厳しいところがあるな」


 そう。俺は気を使った状態なら1人の方が行動しやすくソロをしていたが、今は普通の剣士だ。

 魔法も無詠唱で使えるがそれでも1人って言うのはきつい。


「誰かとパーティ組むか?」


 もうそれしかないだろう。縛りは守らないといけないからな!



 俺は一旦街に戻って冒険者ギルドに行く。

 ここではパーティを募集している人とかもかなりいるらしい。


 俺はメニューからパーティ募集の欄を押す。

 そこでギルド内の酒場の椅子に座っていればパーティに入りたい人が来てくれる。そういうシステムだ。

「マスター、このハニーミルクってやつ」


「はいよ。」


 と言って頼んでから3秒で出てくる


(はや!)そう思いつつお金を払って椅子に戻る。

「おっ、旨いな」


 右にカッコでホットって書いてあったから実際はホットハニーミルクなんだろう。

 あったかくて美味しい。


「かぐやであってるか?パーティに参加したいのだが...」


 そう俺に話しかけてきたのは細身の男だった。




  ☆ ☆ ☆



「どうも。エルフのかぐやです。剣士をやってます」


「おう。俺は人のガルドだ。職業は鍛治師をやってる。よろしくな」


 おぉ!鍛治師だ!

 鍛治師と言えばドワーフを思い浮かべるが普通に人族も鍛治師をしている。


「ちょっとばかし鍛治に集中しちまってな。他の鍛治師はみんな第2の街に行っちまったんだ」


 どうやら、他の鍛治師は新たな素材を求めて次の街に行ったようでこのガルドさんは残されてしまったようだ。


「リア友とかもやってないしパーティ募集が来るまで待ってたんだ」


「そうか...使う武器はなんだ?」


「俺の相棒はこいつだ。」

 と背中から大剣を取り出す。


「これは大斬、俺が作った」


 すげぇ...あれを作ったのか...



「じゃあ一先ず試しに狩り...行ってみるか!」





貯めてた何かを一気に出すと気持ちいいよね。

アプリのガチャとか

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