2話 サブタイ付けるのむずい
「なんで2台も持ってたんだ?」
「気になっちゃうー?1台は僕用に予約して買ったんだけど、僕の家の近くの商店街でふくびきした時に特賞が出て当たったんだぁ」
えぐっ!商店街とかである特賞とか入ってないと思ってたけど入ってるもんなんだな。
「なんかぁ、金色の玉出た瞬間スタッフの人がギョッとしてたよー」
だろうな。商店街系だと残念賞ティッシュとかだもんな。何分の一なんだろ。
「今週の土曜の12時から開始だからそれまでにキャラの見た目とかは作っておくよーに!」
指をビシッとこっちに向けて言ってくる美留香。
「前のこと忘れてないからね!」
むぅっと頰をフグみたいに膨らませる。
前のこと?
あ......あの事か。
美留香と約束してた事を後回しにしてたら期限過ぎちゃってたやつか。
「今日家に帰ったらやっとくよ。だからそんな頰膨らませんな。」
美留香の頰を突く。
「しょーがないn「席座れー」また後でね!」
先生が入ってくる。
先生は女性だ。それもまだ25歳という若さ。
見た目も悪くはない。いやとても美人だ。可愛いというわけではなくキリッとした目つきに出ているところは出ている胸と尻、それでいて太ったりはしていない。
モデルでも通用する。そんな見た目をしている。が!1つ残念なところがある!それは!
「そこ!煩いぞ!」
と言いながら先生はダーツをまとに当てるようにチョークを騒いでいた生徒に投げつける。
乱暴なのだ。
乱暴なのだ!
大切な事なので2回言ったが、この性格のせいで今まで彼氏ができた事がないそう。
ソースは隣のクラスの田中くん。
田中くん......なんでそんな事知ってるんだ?
そんな田中くんは置いておいて、先生は一部の男子には好評でお仕置きされ隊を結成しているらしい。
ソースは田中くん
ちなみに俺は乱暴なところがなければ結構タイプだ。
そんな事を考えていたら先生の報告が終了する。
そのあとは普通に6時間授業を行って帰宅だ。俺は部活もなにもしていないからな。
「家に着いたらすぐにやってね!絶対だよ!」
「おう、わかってるよー」
ほんとー?と顔に出ている美留香。
「じゃあまた連絡するから。」
「わかったー!」
じゃーなー、と言って学校の門を出る。
脇にでかい箱を抱えながら
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