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VRMMOがきっかけで気が使えるようになりました  作者: 金色うさぎ
1章 気功使いは最強になる。
22/43

21話 ピエロの男

総pt4000突破しましたぁ!!!

「うーん...やっぱりこうなるかぁ」


 左手を見ると右手とは言わないものの、モザイクが必要なほどぐちゃぐちゃになっていた。


 木よりまだ柔らかかったおかげで右手より大丈夫だが、動かそうとしても動かない。

 正座を何時間もして痺れて感覚が無いときと同じ感じだ。


「これ...治してもらえるか?」


 ......治すより一回死んだ方がいいか?

 というか治せるのかすらわからないし治す場所がわからない。教会とか行けばいいんだろうけど...


「1回死んどくか...」


 確か死んだときにあるデメリットは所持金半減と、武器以外の持ち物を1つ落とすのと、3時間ステータス半減だ。


 全然死んでも問題ない。いや、問題はあるが無視してもいい。所持金半減は痛いが今は全然持ってないし、持ち物も重要なものは持ってない。

 ステータス半減も少し痛いがログアウトしてる状態でも時間は進むから、その間ログアウトしていればいい。


「どうやって死ぬか。」


 今この状態で死ぬには......魔物を探して殺してもらうか...プレイヤーを探して殺してもらうくらいか?

 自傷行為は出来ないし。

 そんな事を思っていると。


「おやぁ?こんなところにプレイヤーがぁ。」


 木の間からピエロの仮面を被った男が出てくる。


「お!いいところに!」


 丁度プレイヤーが出てきてくれた!プレイヤーネームはジョン。マークは赤。


 PKか?ピエロでジョン.........アメリカの連続殺人か?


「おやぁ?この格好が気になっちゃうぅ?気になっちゃいますかぁ?」


 語尾の伸ばして少しイライラするが。とにかく殺してもらおう!


「この格好はあのアメリカの連続殺人を犯したジョンをモチーフにしてるんだよぉ〜......って、キモォ!!!どうしたんだい?!その腕!!」


「あぁ、これか?ちょっとやっちまってな。自殺出来ないし殺してくれないか?」


「だからいいところにって言ってたのかぁ。それならお任せあれ!スルッと殺してあげますよぉ!」


 ピエロの男は急に視界から消え、気づいたら首に剣が刺さっていた。


「サンキューな。」


「いえいえ、お構いなく。」



 俺はその場から光に包まれ、気づいたら女神像の前にいた。


 その後ろから神父がやってきて


「おぉ、死んでしまうとは情けない。」




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