16話 シエル
皆さま台風は大丈夫でしょうか
私は台風の影響は全く受けておりませんが、東京付近の皆さまはお気をつけて下さい。
「では!ありがとうございました!」
「おう、またなー!」
その後女の子がログアウトするまでストンの討伐に付き合い、闇魔法のスキルレベルが他のスキルと比べて段違いに上がった。
ステータスを見るとこんな感じだ。
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種族: エルフ
名前:かぐや
職業: 剣士
種族Lv:12
職業Lv:5
能力値
力:35
魔力:35
器用:20
俊敏:40
幸運:20
スキル:剣術Lv2・闇魔法Lv3・樹魔法Lv1・アクロバットLv1・豪腕Lv1・疾風Lv1・無詠唱・採集Lv1・調合Lv1・気功法Lv3
NP能力値ポイント:130
SPスキルポイント:29
称号:ストンスレイヤー
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やっぱり剣士って言うからには剣で魔物を倒さないと職業レベルが上がらないようだ。
そして、初めての称号はストンスレイヤー。効果はストンに対しての与えるダメージが上がると言う称号だが、初期魔法一撃で倒せるストンにそれはいるのか。そう思ってしまう効果だ。
ちなみにアルス......あのうさ耳の子の名前だ。
アルスもこの称号を取って、それともう1つ《AIの名付け親》って称号も持っていた。
効果は特にないそうだ。
「さて、もう夕方だな......冷蔵庫に材料あったか?」
このゲームは現実世界とゲーム内時間は同じになっている。よくあるVR物の小説とかでは時間加速とかあるけどそんな技術はまだない。
今ゲームの中では丁度日が落ちようとしている。そろそろログアウトして、ご飯を作らないといけない時間帯だ。
「そろそろログアウトするか。」
メニューからログアウトボタンを押してログアウトする。
AWから出て、VR内のキャラメイキングしたところに戻る。あの部屋になっているところだ。
昨日現実に戻る際に見たときは、そこでAIさんはソファーに座ってスマホを見ていた。
多分今日も......
「いたいた...めっちゃ優雅に寛いでるな。高そうなカップに紅茶淹れて飲んでるし......」
自由すぎでしょ、なんもする事ないの?
「なぁ、何してるんだ?」
「小説を読んでおります。異世界物の。」
なんでAIが小説読んでんだ!
人間ぽくなりすぎだろ!
寛ぐのはいいとして、
「なんて呼べばいい?」
「私ですか?」
「そうだよ。」
「そうですね......かぐや様が決めて下さいませ。」
じゃあ......
「シエルってのはどうだ?」
「安直ですね。由来は髪の色からですか?」
そうだが......なんかちょっと...うん。
「そうだけど...」
「まぁ、いいです。」
満足そうな顔をしながらシエルはソファに戻り、メイド服のポケットから再びスマホを取り出した。
なんか女の子出しすぎた感が......
シエルにアンジュにロリエルフにうさ耳アルス....全然出てなかったわ。
もっと出そ〜。男も出さないと...
こう言う女の子出して欲しい!とかあったら言ってください。頑張って考えます。
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