11話 ある日、森の中、熊さんに、出会った。
「んー、無事にレベルは上がってる......それはいい。」
最初のレベルアップは依頼のトビウサギンを規定数倒したらレベルアップするようになってる。
ちなみに依頼数は5体だ。
その依頼が終わったからステータスを見てみてしっかりレベルが上がっていることを確認したけど、
「なんだ?このスキル......」
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種族: エルフ
名前:かぐや
職業: 剣士
種族Lv:2
職業Lv:1
能力値
力:35
魔力:35
器用:20
俊敏:40
幸運:20
スキル:剣術Lv1・闇魔法Lv1・樹魔法Lv1・アクロバットLv1・豪腕Lv1・疾風Lv1・無詠唱・採集Lv1・調合Lv1・気功法Lv1
NP能力値ポイント:10
SPスキルポイント:17
称号:
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「気功法......」
あの時取っていないスキルがそこにはあった。
SPもなんら変わりなくあるし、レベルアップ分で2上昇している。
そして、どこかで聞いたような言葉......
というかさっきのじいさんとの話で出て来たなぁ.......
「反映されてるのかぁ?」
それは多分ないと思うけど、気の存在に気づいてた昨日からあった?
「気の把握、ここでもやってくか......」
というかここの方が怪我とかしなくていいし周りに心配かけなくていいからな。
街に帰らずに俺はそこから少し進んだ、森...[木漏れ日の森]に入る。
そしてじーさんが言っていた気の全貌を把握すること。
「気の全貌を把握する......」
意識を身体の中に向けて集中する。
それから10分ほど経った時、
「出来た...?」
多分だけど俺の気の全貌が把握できた気がした。
まだじいさんからは聞いていないけど次は動かすんだと思う。
「むむむっ」
まず腕に気を流す。
が、流れない。全く動く気配すらない。
例えるなら硬くなった粘土を頑張ってこねているような感覚だ。
俺は取り敢えず、また明日じいさんにやり方を聞いてから試そうと思い街に帰ろうと振り返ると......
「グルゥゥゥゥ!!!」
熊がいた。
ん?おかしくね?
1つ目の草原でうさぎだったのになんでいきなり2つ目で熊なんだよ!
取り敢えず.........
「逃げるんだよォ!ス○ーキー!」
ス○ーキーは誰かわからないが俺はその場から逃げ出した......が!回り込まれてしまった!
熊からは逃げられないッ!!
気を引き締める。
「しゃーねー!やってやるぜ!」
俺は木刀を手に持ち、剣術スキルのアーツ、一閃を使う。
「一閃!!」
そういった瞬間に木刀が緑色に光りだし、俺は横薙ぎに木刀を熊に向かって振ると、熊の胴体がくの字に折れ曲りながら空中で光になって死んでいった。
.................勝てたわ
「木刀つえぇ......」
テスト......ダメだったよ...
英語わかんね...
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