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新秩序 -New Order-  作者: 不覚たん
付録

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設定資料

 設定が膨大なため、設定資料を公開いたします。理解の一助となればさいわいです。なお容赦なくネタバレをぶっこみます。ご了承ください。


【作中の歴史】


神話の時代

 地上と他界はゆるやかにつながっている。

 人間、巨人、妖精が共生している。


約五千年前

 地上を人間に託し、巨人と妖精が他界へ隠れる。

 地上から世界樹が切り倒されてエーテルの供給が途絶え、魔法の希薄な世界となる。

 地上と他界つなぐワームは、専門の一族が管理。


約二千年前

 歴史を忘れた人間が、ワームを管理する一族を異端視して排撃。

 地上と他界は断絶する。


約五百年前

 東欧に眠っていたザ・ワンを、とある少女が発見。神として崇め始める。しかしキリスト教徒に異端視されて陸を追われ、海へ逃れる。のちの世界管理機構。


明治

 各所を追われた世界管理機構が日本へ漂着。文明開化のドサクサにまぎれ、ザ・ワンを地中へ埋める。


大正

 いわゆる「壱号事件」が発生。

 目を覚ましたザ・ワンが暴れ出し、手のつけられない事態に。

 招集をかけられた能力者が命がけで鎮圧。のちに彼らがナンバーズとなり、ザ・ワンの管理を任される。


昭和

 ザ・ワンの細胞が採取され、黒羽などが研究を開始。


数年前

 妖精学会の所有する孤島にて事故が発生し、島全体に妖精が溢れ出すという事故が発生。

 細胞が不正に流出し、各所が研究を開始する。

 以後、都内の研究所でもたびたび事故が発生。


EOF編

 妖精が活性化したのは、ザ・ワン復活の兆候であった。

 これに気づいた各組織は、ザ・ワンを使ったビジネスに乗り遅れまいと金を投じ始める。

 組合には仕事が急増。

 ナンバーズ、検非違使庁、黒羽、ハバキ、世界管理機構などの思惑がぶつかり、そこへアメリカまでもが介入を始めたことで事態は混迷を極める。

 やがて地上と他界が再接続されてしまい、妖精の一部が地上への侵攻を開始。この騒乱のさなか、ザ・ワンは命を落としてしまう。

 あらゆるものを喪失し、東京はなかば廃墟と化したものの、事態は収束。人間側はなんとか地上を守り切る。

 ゴッドリング編へ続く。



【登場する組織】


世界管理機構

 ザ・ワンを発掘した宗教団体。

 洋上の民。いくつか支部があり、それぞれ固有の船舶で暮らしている。作中ではおもに「本部」「日本支部」「東アジア支部」が登場。

 しばしばカルト呼ばわりされる。


ナンバーズ

 ザ・ワンを管理する団体。政府から補助金を受け取っている。

 内部では三派に別れて拮抗。ハバキと手を組み、ザ・ワンで荒稼ぎをしようと画策する改革派。検非違使庁と癒着し、あくまでザ・ワンの保守に徹しようとする保守派。そのどれでもない中立派がある。


出雲長老会

 日本に古くから存在する能力者の互助会。

 本部が西日本にあるため、東京で起きた壱号事件にまったく絡むことができず、利権にありつけなかった。ナンバーズの専横を快く思っていない。


検非違使庁

 日本の裏省庁のひとつ。

 他界絡みの業務を管轄する。ナンバーズを担当しているのも彼ら。


陰陽庁

 日本の裏省庁のひとつ。

 能力者の養成所のようなもの。


花園開発庁

 他界の開発のために新設された省庁。


剣菱

 警察庁が子飼いにしている部隊。検非違使の利権を奪うのが目的。


黒羽グループ

 長野から出てきた黒羽宗家が、明治期に東京で興した企業グループ。

 基本的に、金次第でどの組織ともつながる。


ハバキ

 他界絡みのシノギで稼ぐヤクザ。しばしば取引を検非違使に妨害される。


妖精学会

 黒羽とハバキが共同出資した法人。

 妖精の研究をしている。真の目的は、妖精を培養して人身売買をすること。あるいは妖精から摘出した精霊で麻薬を製造すること。


ザワニスツ

 ザ・ワンでとにかく金を稼ごうとする政財界のサロン。黒羽も名を連ねる。


協同組合

 暗殺から破壊工作からあらゆる汚れ仕事を請け負う組織。他界絡みの案件が集まる。

 思想はない。条件次第でなんでもやる。


青猫

 組合のチーム。高難度の仕事をこなす。


キラーズ・オーケストラ

 組合のチーム。おもにハバキの仕事をこなす。ガラが悪い。



【頻出する概念】


ザ・ワン

 神と目される存在。

 あらゆる元凶。


巨人

 かつて地上を支配していた種族。

 体がデカいこと以外に人間との違いはない。


妖精

 体内に精霊という器官を有する種族。

 背からエーテルを噴いて飛び回る。

 テレパシーのような共感能力を有しており、同族であれば言語に頼らないコミュニケーションが可能。


精霊

 青く発光する臓器。

 エーテルを物質化する。


エーテル

 古典力学のそれではなく、作中における魔法の元素的な存在。

 超常的な能力を発露させる触媒。

 五百年前、妖精を研究していたキャサリンがエーテルと名付けたため、現代でもその名で呼ばれる。


妖精花園ようせいガーデン

 妖精の変異した巨大な肉。妖精を生む子宮。

 大量の死骸を餌とする。


妖精タンク

 妖精花園を模した機械的な子宮。

 科学の産物。


ワーム

 地上と他界をつなぐワープゾーンのようなもの。

 維持には大量のエーテルが必要。

 じつは小型の妖精花園のようなものであり、産道と呼ばれることもある。


他界

 新世界とも。

 地上に折り重なるようにして存在する世界。行き来するためにはエネルギーの壁を超えねばならない。


エネルギーの壁

 海。魂の行き着くところ。星の記憶そのもの。地上と他界を阻む壁、というよりは、そもそもここが世界の始点である。



【ナンバーズの構成】


01 世界長 神 ザ・ワン

02 呪禁長 狐 アベトモコ

03 妖精長 妖精 三角

04 祭文長 土蜘蛛

05 餌食長 蟲喰み

06 書記長 躯喰み 六原一子

07 耳目長 蛇 西宮彦麿

08 断罪長 鴉 八雲

09 散華長 ナイン

10 卜筮長 名草 名草梅乃

11 左衛士 猪苗代湖南

12 右衛士 龍神 浦井真人

13 薬師長 黒羽 黒羽麗子



【検非違使庁組織図】


検非違使庁(次官:常盤信一)

├統括部

│├統括課

│└通信課

├実行部

│├実行課(課長:川崎源三)

││├一班(班長:白鑞金)

││└二班(班長:川崎宗司)

│├特殊課(課長:佐伯恭子)

│└輸送課

└保健部(部長:黒羽麗子)

 ├保健課

 └検死課



【物語開始時のランキング】


1.ドン・カルロス

2.カメレオン

3.六原三郎

4.枕石居士ちんせきこじ

5.砂原次男

6.マリー

7.青村雪

8.ブルーマンデー・ホリオカ

9.山野栄

10.フラッシュバム



【前年のランキング】


1.ドン・カルロス

2.カメレオン

3.枕石居士ちんせきこじ

4.六原三郎

5.マリー

6.砂原次男

7.ブルーマンデー・ホリオカ

8.青村雪

9.フラッシュバム

10.葉山哲

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