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短編:詩&エッセイ

~薔薇の花~

作者: 尖角

ある日の君の誕生日、 「俺にはお前しかいない」と思い、1本の薔薇の花を贈る。


君に告白をした日、 「この世界には俺とお前だけ」と思い、2本の薔薇の花を贈る。


君から告白の返事を受け取った日、 「大好きだ」と言って、3本の薔薇の花を贈る。


君との初めてのデートの日、 「死ぬまで愛し続ける」と誓い、4本の薔薇の花を贈る。


君と初めて手を繋いだ日、 「お前に出逢えて 後悔はない」と、5本の薔薇の花を贈る。


君と初めてキスした日、 「全ての事が順調だ」と幸せを感じ、6本の薔薇の花を贈る。


君と初めて交わった日、 「お前に出会えて とても嬉しい」と、7本の薔薇の花を贈る。


君から誕プレを貰った日、 「いつも有難う」と感謝を込めて、8本の薔薇の花を贈る。


付き合ってからの 最初の君の誕生日、 「いつも一緒に」と願い、9本の薔薇の花を贈る。


付き合い始めた 1年目の記念日、 「お前は完璧だ」と思い、10本の薔薇の花を贈る。


君との何度目かのデートの日、 「誰よりも愛す」と固く誓い、11本の薔薇の花を贈る。


君との何度目かの性交の日、 「これからもずっと笑顔で」と、12本の薔薇の花を贈る。


ある日の初めて喧嘩をした日、 「お前が恋しい」と気付き、24本の薔薇の花を贈る。


君から再び誕プレを貰った日、 「生まれ変わっても愛す」と、33本の薔薇の花を贈る。


付き合って2度目の君の誕生日、 「ずっと変わらない」と誓い、50本の薔薇の花を贈る。


付き合い始めた 2年目の記念日、 「細く長く一緒に」と願い、66本の薔薇の花を贈る。


君との99回目のデートの日、 「ずっと好き、ずっと一緒」と、99本の薔薇の花を贈る。


君との100回目のデートの日、 「俺の愛で満たすんだ」と、100本の薔薇の花を贈る。


君との101回目のデートの日、 「これ以上にない」と思い、101本の薔薇の花を贈る。


君との108回目のデートの日、 「結婚をしてくれ」と言い、108本の薔薇の花を贈る。


君との最初の結婚記念日、 「毎日 お前が恋しい」と叫び、365本の薔薇の花を贈る。


そして、次の日。 閏年の分も「忘れてないよ?」と 君に笑い、1本の薔薇の花を贈る。



君が死んでしまった夜、 「永久に この想いは変わらない」と、999本の薔薇の花を送る。


君を追って死んだ朝、 「もう二度とお前を離さない」と、1000本の薔薇の花を棺桶に、








自分の知り合い人に、

結婚記念日に薔薇の花を“年数分”送っている人がいます。


とてもロマンチックであり、 幸せそのものだと思います(笑)

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