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『宇宙警察L戦士』  作者: ミタラリアット


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二話『宇宙に高次元的存在がいるならもっとマシな人生にしてくれたって良いだろ聞いてんのか』

 怪物に向けて剣を振り回すブラック。怪物(ラビットフレーバー)は「グォォォォ…」と呻きながらよろける。「はぁ!!!身体が訛ってやがる!!何が引退だよ、全然引退させてくれねぇ!活動休止って言って一週間で帰ってくるYouTuberか俺ァ!!!」ブラックは剣で怪物を何回も刺していくが、怪物は血を噴き出すばかりで全く倒れない。「ッチ」ブラックは舌打ちした後、「あれやっていい!?やっていい!?」とマナに問いかける。マナは『早すぎるわよ!』とブラックを制止する。「はははッ!また会ったなロイヤルブラック!」大柄な猿の見た目をした宇宙人が高笑いをする。「何度やろうと無駄だ!まずは本体である俺を倒さん限りはなぁ!」大柄な猿の見た目をした宇宙人はそう言うと、剣を持ってブラックの方に向かってきた。「何度テメーらとチャンバラごっこすりゃいいんだよこっちは!!このクソザル!!!!」大柄な猿の見た目をした宇宙人は"サル"と言われた瞬間激怒。「それは言わない約束だろうがテメェ!!!サルにサルって言ったらどうなるか知ってか!?」と怪物の上で剣を振り合いながらの言い争いがはじまる。「サルにサルって言ったら?カバに謝るんだよ!」ブラックが言い返すと大柄な猿の見た目をした宇宙人は、「小学生かよ!いい加減サルって呼ぶの辞めろ!ダークモンキーだって何度名乗ればわかってくれるんだよ!ここでウンコするぞウンコ!」ブラックはダークモンキーが振りかざす剣を跳ねて交わす。「ウンコなら好きにしやがれ!!!俺は止めねぇけど大衆に見られてっぞ!!」ブラックは宙を舞いながらそう言うと、剣をダークモンキーの頭に向けて振りかざす。「俺は見られながらクソするのが性癖なんだよ!!!」ダークモンキーは叫びながらブラックの剣を避ける。「お前、弱ってないか。前戦った時はもっと強かったはずだ!」と余裕でブラックの剣を避けるダークモンキー。「知らねぇ!てかあんま覚えてねぇんだよ!!何回てめぇらと戦ってんのかも!!!」ブラックは言い返す。ダークモンキーは「可哀想な奴だ!戦いの記憶が無いなんて!成長しないじゃないか!」とブラックの言葉を面白がる。二人の踏み台にされた怪物は、「グォォォォォ…」と呻き声をあげる。「成長?俺はこれ以上成長する必要がねぇんだよ!!」ブラックはそう言うと、ダークモンキーの隙をついて怪物を刺す。怪物は「グォォォォォォォォ…!」と呻き声を上げたあとその場から消滅した。マイナスパワーを怪物に奪われた男性が床に寝転がる。「こんな事だろうと思ったぜ」男性を見下ろしながら言っては、ブラックはダークモンキーへさらに剣を振る。ダークモンキーは、「ッチ、三十分アニメなら二十分弱!そろそろ必殺技出したって良いだろ!!」とブラックを煽る。「失礼だなぁ…小説だよ」ブラックは乙骨〇太の例のポーズを取りながらダークモンキーに言った。ダークモンキーは、「グッ…こんな小説が許されていいのか!漫画とたいして変わらないだろう!!!それにラビットフレーバーじゃなくて生身の俺に必殺技を食らわせるヒーローがどこに…!」と焦る。俺は剣を掲げる。「ランスロット・ブラック・ライトニング!!!」剣からイナズマが黒紫の光と共に出現し、ダークモンキーに放たれる。「ぁぁぁれぇぇぇぇぇぇぇぇ~~!!やな感じぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」ダークモンキーは感電しながら、ロケッ〇団のように宙に舞っていった。「ふッ…」ブラックは微笑み、バイトくんがいる人目のない方まで行って変身を解く。バイトくんは、「現実…?」と瞳を震わせながら呟く。「目の前にヒーローが…本物のヒーローが…」呟くバイトくんに、光太郎は「まあ今見たのと俺が食い逃げしたのは忘れろ、お前が俺の店に来ないなら」と言葉をかける。まだ繋がっていたインカムからマナが、『食い逃げ~~~???』と圧をかける。「ッ…」光太郎はギクッとした表情を浮かべる。「いやマナさん違うんですよ食い逃げじゃないんです、これどさくさ紛れてタダパフェ食えないかなってほんの出来心なんです鈴木〇くんの名にかけて許してマナさん」光太郎が焦りながら言うとマナは、『金払って来いやこのカス!!!!!!!!!!!』とインカム越しに怒鳴った。光太郎は、「あっちゃぁぁぁ」と頭を抱える。バイトくんに、「ほら行きますよヒーローさん」と言われては、「いや違うんだよ本当に、ね、出来心だったんだって」と光太郎は言い訳を繰り返した。


 場所は変わって、宇宙警察ステーション本部────────。宇宙に浮かぶ、警察組織。そこでは宇宙人と地球人の犯罪を監視するため、いつでも立ち上げることが出来る近未来的なモニターが中央に表示されていた。モニターを前に、宇宙警察を監視するオペレーターたちがパソコンを並べながら座る。「国連による英雄防衛計画が実現されてから唯一の宇宙警察。ロイヤルブラックは凄いわね。さすがマナ。あなたが見つけてきただけあるわ。」宇宙警察ステーションの本部の上司に言われては、マナは「でも、なんであんなに度々クロウサギは現れるんでしょうか。それに、彼らが現れる度に私たちは記憶を失っている気がして。最近、デジャブを体験する事も増えた。」と不安げな表情を浮かべる。「宇宙バランスの数値が、彼らクロウサギが現れるようになってから狂ってるの。不思議ね…」上司も首を傾げる。マナは、「宇宙警察は元からあった組織ですが、英雄防衛計画がはじまってから宇宙警察=ロイヤルブラックのような扱いになりましたよね。最初は彼もスーパーブラックだったのに」と呟く。上司は、「それだけ彼が何回も戦ってきたって事よ。でも私も、マナも、彼本人だって。最後に誰と戦ったのか、何回戦ったのか忘れてる。これっておかしな話じゃない?」と首を傾げた。マナは、「クロウサギの奴らの仕業なんでしょうか」と問いかける。上司はコーヒーが入ったマグカップを手に取りながら、椅子へ座る。モニターにはバイトくんに必死に謝る光太郎が映る。「マナ、光太郎の前にいる彼。拡大して」上司に言われるがまま、マナは「はい!」と手元のパソコンのキーボードを打ちモニターを拡大させる。「彼、素質あるわね」上司はそう言うと、にやりと微笑んだ。マナは「正気ですか、まだ少年ですよ…?」と驚く。「私の勘は当たるのよ」上司はそう言うと、カタカタと書類を作りはじめた。「…」マナはそんな上司に流し目を向けるだけだった。

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