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陽が昇る

作者: 青墨

投稿したと思ったら忘れていました。これが一応初投稿です。

窓を開け放して寝る季節になった。扇風機は上に向けて首振りさせ続けて点けっぱなし。風の循環を感じながらイヤホンを耳栓代わりに眠りにつく毎日。毎朝。

朝にならないと睡れないことを気にしなくなった。全く睡れてないことよりずっとずっといいだろうと思えている。そう思うようになってから少しだけ睡る前の強張りが緩んできた。湿度が上昇している。気圧との相性を毎日気にしている。それでもまだ夏季は始まってすらないような雨。毎日今日になってから睡る。睡る間に日を跨いだことの方が人生で少なくなった気がする。睡る前にする明日の話はいつも明日の話じゃない。全部今日の話だ。

今日も明日も27度。外出しないから傘は差さない。雨の確率は半分以下。気になるのは気圧だけ。

今日も今日になる。また睡る。起きた後、窓から見える夕日の色が紫色か臙脂色か、桃色に近いのか、自分の中で今日はこの色と腑に落として起き上がる。そこからが私の中の今日。

今日の夕日を予想しながら朝日の中で睡る。朝日は手掛かりにならない。朝日は寒色、夕日は暖色の傾向が強い気がするから。

もしも寒色ならカフェインの入っていない同じ色の紅茶を飲みたい。

もしも暖色でもカフェインの入っていない同じ色の紅茶を飲みたい。

明日は、今日は、夕日は何色だろうか。私はこれを今日の午後十一時台に書いている。

また、睡りながら日付を跨ぐことはなかった。

最近は睡れてる方です。

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