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鬱になりました

作者: 当坂 志久眞

23歳春、鬱になる。

自分が鬱?と考えてたが振り返れば症状がちょくちょくあったのを思い出す。


「なんで鬱なんて…」

「鬱…鬱」


親にも周りにも言いにくいことだ。

でも相談しない訳にはいかない


親に打ち明ける


「実は鬱って診断されたんだよね」


すると親は暖かく認めてくれた

そこでそこまで卑下するものでは無いなと思えた

そこからは周りの人に鬱になってこんな風になる時があるなどの説明をするようになった


それからの生活では鬱を意識するようになった

密閉空間でトイレが近くなったり、お腹がゆるゆるになったり、様々な所で鬱を感じた


1番鬱を感じたのは綺麗な景色をみても感動しなくなったことだろうか。


今までは綺麗だ!すごい!ってなってたのに

鬱になってからはふーん。綺麗だね。とまるで第三者の目線であるかのように見てしまう。


鬱になると会社などではトイレに長時間籠ることがある

気持ちが落ち着かなくてモヤモヤがひろがり仕事が手につかなくなるからだ。

トイレの個室で1人おちつけーおちつけーとやっていると30分から1時間程で収まる。

でも1日1回ではないからよくトイレ行き過ぎやと叱られました。


鬱になると鬱の原因を探します

でも原因なんて見当たらないんです。

ある日突然なんだ

わかるわけが無い


ある日同居人ができた

可愛い女の子で気分は最高

欝症状も少しマシになっていた

仕事に行き、帰ったら2人でご飯を作って

楽しかった


でもそれは突然消え失せる


ある日夕方に連絡を取ると自分の家に帰ってしまっていた

心がグッと痛んだ

帰ってきて欲しいって伝えても帰ってきてくれはしなかった


そんなことがあった後に夕方頃になると発作が出やすくなった。

胸が苦しくてモヤモヤして引き裂かれそうでなんとも例えがたい状態になる


その後症状が良くなることはなかった。


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