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汚染世界へようこそ  作者: 新坂つばめ
5/11

能力のテーマ

気づいたら俺の目の前の人々はいなくなった。周りを見ると人がかなり減っている。十人もいないんじゃないか。そう思い数えると八人しかいない。


「やりすぎた…か」

少し後悔がある。なぜだ。この気持ちはなんだ。まぁいいさ、これでやっと話が進む。その途端、あの謎の声がする。


「おつかれだねぇ。あーあ…十人きっちゃったね?残念だなぁ、僕の世界に来る人が少なくなっちゃった………まぁ、結局来るんだけどねー?」

そう呟くと笑った。


「おい!人は少なくなったぞ!早く説明しろ!」


「まぁそんなに急ぐんじゃないよ金髪くん?これからが楽しいんじゃないか」

さぁどんなことが説明されるか。


「まず僕が作った世界だけどね?この世界は言わば異世界みたいなものだね。しかし、その世界は色々な意味で汚れている。だからその世界の人々はこう呼ぶ。」


その途端、声の質が変わった。



「汚染された世界……アンクリーンワールド」




謎の声の話は続く。


「そこでは、言った通りに君たちには生き抜いてもらう。しかし、こちらも勝手に転移させた身だ。一人に一つ、能力のテーマを与える。その能力のテーマは今、人を気絶させた数が多い順に与える。ちなみに多い方がいい能力のテーマだ」


能力のテーマ。これはかなりの情報だ。いいテーマを貰えれば強くなれるということか。でも元から能力を持っている者はかなり強いな。


「では順位を発表する。そして能力のテーマも発表する。幸運を祈るよ」

さて、俺は八人中何位なのかな。すると、謎の空間にモニターが現れた。そこには順位が書かれていた。



 一位 五木 武     二十二人

 二位 桜井 アリス   二十人

 三位 池谷 和音    十五人

 四位 瀬賀 瑞葉    十三人

 五位 春日井 奏多   九人

 六位 林 健      八人

 七位 鏡ヶ沖 慎太   六人

 八位 高梨 千     零人



おっと七位か。もっと始めからやっとけばよかったかな。瑞葉はやるな。さすがだ。


「こんな感じかなー。あ、能力のテーマは君たちの右のポケットに入ってるから見てね。」 



そんないつの間に入れたのだ。見ようとすると、もう転移しようとしている。



「それでは!僕の作った世界……アンクリーンワールドへようこそ!」



眩しい光が広がった。最後に見たのは俺の能力のテーマ。


       






俺のテーマは───


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